このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  現役旧車編page 1 2 3 4 5 6 7

キャブオーバー型の小型トラックです。

トヨエース レッカー車
トヨタ トヨエース (1971-79)


三代目トヨエースです。初代から継承したセミキャブ型レイアウトで、最近の軽トラのように鼻先が出た姿は愛嬌があります。どうも、同時期の日産キャブスターと印象が似ていて混同気味です。

屋根に黄色い回転灯が乗っているレッカー車ですが、いざという時、頼りになるのかどうか不安になります。(りあっちさん談)



撮影地:千葉県りあっちさん提供
いすゞ エルフ 2トン平ボデー
いすゞ エルフ 250 (1975-83)


TomixのNミニカーでもお馴染みの3代目エルフです。昔のトラックを連想する高床・シングルタイヤ。アオリが延長されていて、新聞輸送車のような感じです。

ウインカーが大きく、グリルにISUZUの文字の入ったバーが付いた1981年頃のマイナーチェンジ後の顔で、このキャブの最終型になります。


エルフの青は「エルフブルー」と呼ばれ、無彩色の多いトラックに鮮やかな色を提案したことで話題を呼んだようです。1968年の2代目エルフの青よりも鮮やかな色味ですが、いずれもエルフブルーなのでしょうか??

さて、カラーリングとしては純正色に白帯を巻いた簡単なものですが、機関車の飾り帯状になっているところがポイント。荷台に帯をまわさずにすむ巧妙なライン取りです。



撮影:2004年4月/兵庫県尼崎市
いすゞ エルフ 150 (Tomix)

TomixのNミニカーで同カラーを再現しました。こちらは1,5t積みで、キャビンもマイナーチェンジ前のタイプ。グリルやウインカーなど細部が上の実車と異なります。荷台も低床です。

Mr.カラーのスカイブルーをベースに調色したエルフブルーを塗り、白色デカールにて帯を入れています。塗り分けよりは楽かと思いましたが、小さいだけにデカールの切り出しは結構大変でした。


いすゞ エルフ 新聞輸送車
いすゞ エルフ NKR 2t積み低床車




Tomixのエルフと同じタイプの低床荷台です。この荷台はモデルチェンジ後も引き続き流用されたため、今でも稀に見ることができます。

前後同径のシングルタイヤ仕様の低床車ということで、荷台の床にはタイヤハウスが飛び出しています。低床とは言え、後輪に小径タイヤを採用した「フラットロー」と比べるとフロアは高く、今や存在意義のよくわからないモデルになっていますが、新聞輸送車ではよく見かけます。

ゆるいプレス面のもつ古っぽさや、キャビンとのラインの食い違い、ハイトのあるバイアスタイヤが萌えどころ。

独特の魅力が伝わるでしょうか。




撮影:2004年12月/兵庫県西宮市
いすゞ エルフ 工事車両
いすゞ エルフ 150 (1975-83)



偶然にも、上のエルフと同じような白帯を巻いています。モデルも同じ最終型。シャシーは3代目エルフからの設定になる「フラットロー」車で、後輪が12インチのダブルタイヤです。

ルーフキャリアはウロコステン製で、軽いデコレーションがいい感じです。


後ろ姿は一見すると消防車のようです。スペースの関係でコンビランプを縦に配置。





撮影:2002年5月/愛知県春日井市
三菱 キャンター 高所作業車
三菱 キャンター FE1系 (1978-85)

四代目のキャンターに愛知車両(現 アイチコーポレーション)が伸縮ブームを架装した高所作業車です。

一般的に「道路公団の車の色」として知られる黄色に白帯のカラーリングは、「道路交通法施行規則」にて道路維持作業用自動車として規定されたものです。それによると、車体の両側面および後面に幅15cmの水平の白帯、その他を黄色に塗る、とあります。

グリルとバンパーがメッキ仕様で、トミカのようです。

撮影:2003年12月/岡山県上房郡

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください