このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


木星でコンポジット合成に挑戦!                                 MENUへ戻る    


 何度か直焦点撮影を試してみたものの、眼視で観るような画像が得られないので、コンポジット合成に挑戦してみた。 

  
 FS−60Q による木星画像でコンポジット合成を試してみる

FS−60Q直焦点による画像
デジカメ: D5100 ISO400
撮影は 2011.07.30 03:50-0410 頃

画像A: 木星表面の模様に合わせた露出で撮ったもの 8枚 (ISO400 1/180〜90秒) 
  かろうじて模様が見える程度。衛星は判別不能。 

画像B: 衛星が判別できる露出で写したもの 1枚 (ISO400 1/10秒)
  衛星は判別できるものの土星本体の模様は白トビして判別不能。

試行1: 画像Aと同じ程度の露出の画像8枚でコンポジット合成してシャープさを改善する。 
試行2: 更に衛星の画像Bを重ねてみる。

 処理手順の防備録。
木星本体は画像Aの等倍切出し8枚を合成
①.各2枚づつ、通常レイヤー不透明度100%に、不透明度50%で重ねて合成。
②.同様な画像を4枚(元画像は8枚)作成し、
③.更に②の画像を、2枚づつ不透明度100%に、不透明度50%として重ねて合成。
④.更に③で作成した2枚の画像も同様に不透明度100%に50%を重ねて合成。
⑤.④で作成した画像をトーンカーブとシャープで補正。

衛星は画像Bから等倍切り出しして加工合成
⑥.⑤に、長めの露出で衛星が写っているもの等倍で重ね、木星本体部分を消しゴムツールで切り抜いて裏の木星を覗かせる。
⑦.衛星部をトーンカーブで浮き上がらせて、レイヤーを統合。


初めてにしては上出来と自画自賛!
次回はコンポジットを意識して撮ってみるか・・・。


 2011.08.08
00:10-01:00頃
再トライ。
デジカメは、D5100 ISO400 等倍画像からの切出し。
木星本体は 1/180秒 16枚からのコンポジット後、レベル、トーンカープ、シャープ補正。
衛星は1/4秒のものを重ねた。
傾きも補正。

 2011.08.17
00:13頃
再トライ。
デジカメは、D5100 ISO800 等倍画像からの切出し。
木星本体は 1/250秒 4枚からのコンポジット後、レベル、トーンカープ、シャープ、彩度補正。
衛星は1/4秒のものを重ねた。
傾きも補正。

 露出を変えて撮ってみる。

 2011.08.28 04:40 〜50

望遠鏡はFS-60Q 直焦点 
デジカメは、D5100 ISO800  
露出を 1/1000 から 1/125 まで並べてみる。

上段: 無加工で現寸から切出し貼付け。
下段: 同じ画像をトーンカープ補正してみた。 

(アンダー気味に撮っておけば、後加工で ある程度は救えそうだ・・・) 

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 31分間の衛星位置変化

 2011.08.12 
04:14 から、04:45 における衛星の位置変化。 

僅か31分だが、一番内側にある衛星の位置が微妙に変化している。               

(しかし、背後にある他の恒星が写っているのか確信が持てないので、後日またチャレンジしてはみたい気持ちはあるものの、いつの日になるかは全く未定・・・)

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