このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

【三ノ丸・二の丸をめぐる】

鶴山公園案内図


石垣が重厚に連なり、防御にすぐれた「一二三段」の縄張


厩濠
(うまやぼり)
裏下門付近の厩濠・薬研濠は、嘉吉年間(1441〜44)の山名氏築城時の遺構と伝えられる。


薬研濠(やげんぼり)
中世の山城に多く造られ、堀の幅が狭く、堀底が尖っている堀。
桜の馬場の段と三ノ丸石垣
 
 公園入口石段を上がりきった所。左端には、忘れ去られた石、右斜めに進むと冠木門跡、右下は公園入口石段。

三ノ丸への入口である冠木門横の入園切符売場
森忠政公像、城跡説明案内板などが設置。

 

冠木門(かぶきもん) 
表中門跡
 
 三の丸から二ノ丸への入口。

表中門跡石段の途中から見た備中櫓
この石段を上がると四脚門跡で、その先は二ノ丸跡。


二ノ丸跡から見た四脚門跡

二ノ丸跡


二ノ丸石垣
切手門跡

 四脚門跡から右(東)に折れ曲がって進むと、本丸への入口である表鉄門跡手前に位置する。
表鉄門跡

 表鉄門(おもてくろがねもん)の石段上は本丸となる。
本丸跡

 本丸を中心に咲く約300本の平戸つつじ。後方の石垣は本丸東面の石垣で、櫓が建っていた櫓台。

 鶴山公園は、「日本桜の名所100選」にも選ばれており、春には5千本の桜が咲き乱れる。
本丸南面の石垣

 備中櫓は、本丸から南に張り出した石垣上に建てられた櫓。
天守台

 かつて5重の層塔型天守がそびえていた天守台(西南側)。
手前は、多聞櫓跡。
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【津山城跡続編】

        国指定史跡 津山城跡 鶴山公園
 森忠政が入封(1603年)の翌年から13年を費やして築いた津山城の城跡公園。天守や付属建物は明治7年に取り壊されたが、3層の石垣が完全に残り、往寺の雄大な面影をとどめている。巧妙に積み上げた石垣の線と戦略的な構造は全国に例のないもので高く評価され昭和38年に平山城の典型として国の史跡に指定された。

▲津山観光センター脇の鶴山公園入口。石段上の石垣は三ノ丸石垣。

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