このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 月崎大久保林道/ Tsukizakiokubo林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.01.29 / No.C-006 
 [ 所在地 ]市原市 [ 状態 ]完抜半ダート(全線舗装済) [ 接続林道 ] 女ヶ倉林道大久保林道  [ 分岐林道 ] 大地蔵林道
 フラットで小気味のよい直線的ダートが楽しめる走りやすい林道

ヶ倉林道の途中にあってちょっとした公園になっている柴崎美術館横が入口です。訪れた時季が冬季だったので、入口からすでに路面は雪に覆われていました。ここへ来る途中、女ヶ倉林道の展望所で一服していたオフローダーによると、所々でアイスバーンが酷くて走れる状態でなかったので引き返した、と聞いていたので、どうすべきか迷いましたが、雪道もまた面白かろうと、ここはやはり進入することに決定です。
ーブで、しかも勾配になっているアイスバーンを、エンストしそうなスピードでトロトロ進んだ先に現れたのがこの直線ダートです。陽が当たっていれば雪も溶けているわけで、この区間は気持ちよく走ることが出来ました。ここで2人連れのハイカーと遭遇しましたが、あまりスピードが出せないので、双方共に正面向き合ってゆっくりと接近、わざわざこんな雪道で何やってるんだ、と互いに自分を棚にあげた刺すような視線を向け合いながら、心地悪さを感じての無言のすれ違いです。
が当たって雪の溶けている区間は良いのですが、ちょっと日陰に入ると路面はコチコチに凍結しているようです。両脚で踏ん張りつつ、歩くようなスピードで進むわけですが、その度に「こりゃ、そのうち転倒するからここらで引き返そうか…」と弱気になりがちです。でもそんな凍結区間を抜けるとまた走りやすい区間が現れるので、何となく甘い餌で誘い込まれているような感じでした。
地蔵林道の分岐を過ぎた先に現れた、ちょっとした展望のきく場所です。陽が差してポカポカと暖かかったので、ここで一服しておきました。
→大地蔵林道に突入!
の時は誰もいませんでしたが、ダートの舗装工事でも行われているのでしょうか。それまで砂利道で走りやすかったのに、途中の一部区間で路面が土質でけっこうヌタッぽくなっていました。ただの補修工事区間だったら良いのですが…。
同士のすれ違いのために設けられた路肩の広がりで、バラ線が張られて入れなくなったような場所がありました。これじゃ、すれ違いがしにくいですよね。こんな場所に何故に…? 
→もっとよく眺める!
手に下ってゆく大久保林道との分岐地点です。全線中、この辺りが最もアイスバーンの酷かった区間でもありました。下り坂にさしかかった凍結路面にジェベルを止めて撮影したのは良いのですが、いざUターンさせようとすると、 リアがツルツルと滑ってしまい、雪上での切り返しには大変苦労させられました。
→大久保林道に突入!
ワシャッ…!!

やってしまいました。このカーブで予想通りの転倒です。意識を集中して両脚をつきながらソロソロと走っていたのですが、リアタイヤがぶれ始めたので、どうやら反射的にブレーキを強めにかけてしまったようです。スリップして完全にコントロールが効かなくなったものの、しばらくは惰性で進んでいたので、ひょっとしたら…、と必死にバランスの回復を試みるも、あえなくプレッシャーに負けてしまいました。「こんな事なら来るんじゃなかった…、もう駄目だ…」と諦めた瞬間に無情にも転倒です。やはり、いざという時の意志の強さは大切ですね。
た小気味のいいストレートが現れましたが、ちょっと行くと路面は再びアイスバーンに覆われているようでした。一度あることは二度ある…、ここは十分に速度を落として、なんとかやり過ごすことが出来ました。なお、周囲は木々に覆われて視界はききません。
の後、森を抜けて周囲に田圃が広がり始めると廃軽トラの置かれたこの地点が終点です。春にはまだほど遠い、路面のコンディションが最悪の時季に訪れたため、全線走破には意外なほど時間がかかってしまいました。疲労度もおかげ様で倍増です。もちろん通常期なら転倒の危険もなく、軽快な走りが楽しめると思います。
→探索終了!
→廃軽トラ!
→引き返して女ヶ倉林道に向かう!
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