このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 滝ノ上林道/ Takinoue林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.08.12 / No.F-053 
 [ 所在地 ]いわき市 [ 状態 ]全線ダート [ 接続林道 ] 狐窪林道馬ノ上林道滝ノ上1号林道新田滝ノ上林道  [ 分岐林道 ]-
 荒れと無数の分岐で探索者を狼狽させるが、探索価値は十分にあり!

近に広がる林道網の幹線的存在である滝ノ上林道の、県135号線方面側入口(左手)です。 ここはちょうど滝ノ上1号線林道(右手)との二股地点になっており、県道からやって来るとここまでは舗装路で、これより先は両林道共にダートとなります。なお、ここには倒れて半ば藪に埋もれた滝ノ上1号林道の林道標があるのみで、なぜか滝ノ上林道のそれは見当たりません。ちなみに、左手の滝ノ上1号林道は、 滝ノ上林道の途中にある新田滝ノ上林道との分岐地点のすぐ先で再び滝ノ上林道に合流する迂回ルートになっています。
(注)以下、進行方向はXRのリア側。
→ 入口を振り返る!
口からダートを進むと尾根の隙間を縫うように緩やかな下り坂が連続。この辺りは低山がいくつも連なったような地形なので、標高自体は高くはありませんが、奥深さだけはあるようで、路肩に茂ったクマザサと低木が、どことなく荒涼感を醸し出してイイ雰囲気です。
だ冬枯れしてハダカ状態のままの低木地帯をさらに下って進みます。路面状態も良好、暑くも寒くもないこの時季は最高ですね。地元の方もわざわざ複雑な林道地帯に入ってくることもないようで、行き交う車両は皆無。独り占め気分でダート走行を楽しめました。
の後もしばらくは見晴らしの良い山肌を下って進みますが、徐々に杉林に囲まれ始め、気が付くとダートは山裾に広がる植林地帯の真っ直中を進んでいました。入線直後に始まる連続した下り坂で標高もだいぶ下がったようです。
ギ林の中をストレートが延びています。路面も若干ラフになってきたようで、荒れている、とまではいきませんが、所々に雨で砂利が洗い流されたのか、窪みなども見られました。ダートは砂利と土が混じり合ったような感じです。
や? 気が付くとダートの路肩に沿って電柱が立ち並んでいます。確か入線直後にはこんなの無かったような気もしますが、一体どこから現れたのでしょうか? 滝ノ上林道の沿道には一軒の民家もないはずですが。ま、別にどうでもいいか。
、そうこうしているうちに現れるのが新田滝ノ上林道との分岐地点です。滝ノ上林道本道は手前左手から前方方向で、手前右手側が新田滝ノ上林道であり、さらに数十メートル前方には、滝ノ上林道の入口で二股となって分かれていた滝ノ上1号林道が合流する左折分岐が見えています。何も知らずに来たら必ずや進路に悩んでしまうでしょうが、そのぶん林道迷路を楽しめますよ。林道標も無いし・・・。
(注)以下、進行方向はXRのフロント側です。
→ 新田滝ノ上林道に突入!
→ 振り返る!
田滝ノ上林道との分岐地点から前方に見えていた滝ノ上1号林道との分岐地点にやってきました。やはりここにも林道標は存在しませんが、滝ノ上林道本道は右カーブ方向で、左折側の緩い傾斜のような登り坂の土っぽいダートが滝ノ上1号林道です。左折すると別ルートで滝ノ上線の入口に戻ってしまうので、そうと知らないと堂々巡りをすることに・・・。
→ 滝ノ上1号林道に突入!
ノ上1号林道との分岐を過ぎると、山肌の崖のような斜面にへばり付くようにダートは緩いカーブを描いて延びており、先ほど右手に分岐した新田滝ノ上林道のダートを右手下方に見下ろすことができます。でも、その行く手は廃道状態なんですけどね。
の後、スギと広葉樹の入り交じった山肌を下って進みます。ダートそのものは走りやすいですが、雰囲気的には薄暗いとも明るいとも受け取れるような、なんともいえない微妙な感じが漂っていました。
していきなり現れるのが馬ノ上林道の左折分岐です。ここに林道標は無いので、名無し、もしくは作業道分岐に見えてしまうかもしれませんが、この馬ノ上林道は寺山林道に接続しており、寺山林道経由で県135号線方面に抜けることもできます。でも、初めて来たらそんなこと絶対に分からないですが、極めるなら貴重な時間を潰して冒険あるのみ・・・か!
→ 馬ノ上林道に突入!
ノ上林道の分岐を過ぎてさらに前進します。周囲は鉛筆のように直立したスギの木が立ち並ぶ植林地帯の真っ直中ですが、路面状態がここにきて少々怪しくなってきたようです。土と砂利が混じり合った状態で、いつしかタイヤに絡みつくようなもっさりとした感触に。加えて路面の土が洗い流されてクレバスが道なりに発生していました。
や、ダート沿いに即席の土場がありました。路肩の両脇に丸太がうず高く積まれています。これは杉やヒノキの間伐材でしょうか? 植林地帯に延びる林道ということで、やはりこのような場所もあるようで、いかにも林道であるという雰囲気が漂います。
場を過ぎてもまだ道なりにうねうねとクレバスは続いていました。深さはさほどはなかったですが、もっさりとした柔らかめの感触なので、斜めに乗り越えようとすると砂利の混ざった段差の土が崩れてしまい、ここはヒヤっとする場面も。ここ、雨天直後は嫌な感じです。
してまたしても行く手に二股分岐が出現! ここには林道標もなく、パット眺めた感じでは左右共に似たような路面状態であり、分岐がY字になっているため、もしもここで「道なりに進む」と言われたら、どちらがそうであるのか判断が付きかねるような状況ですが、滝ノ上林道本道は右手、左手は狐窪林道となっています。なお、この狐窪林道は先述した滝ノ上1号林道と同様に、滝ノ上林道の終点直前で再び合流する迂回ルートになっており、どちらに進んでも行き着く先は同じです。ただし、滝ノ上林道はここより先は荒れが酷くなっているため、安全策を採るならば左折して狐窪林道経由で進んだ方が良いかもしれません。
→ さらに滝ノ上林道を進む!
→ 振り返る!
→ 狐窪林道に突入!
→ 探索中止!
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