このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2009.10.11.10
No.G-014

秋鹿線■中之条町 ■半ダート ■接続→赤沢線・秋鹿線・秋鹿大影線
■秋鹿大影線から分岐して山中に延びる

 延長距離の短さと、その大半を占める舗装が残念なショートなピストン 

 ↓延長距離の短さに加えてその大半が舗装されています。終点間際にダート区
 間が現れますが、その先は何もない林の中であっけなくエンドに…。


……こんな感じ……
■赤沢線、霧峠線が複雑に分岐する秋鹿大影線の霧峠から分岐している半ダートのピストン林道。入線すると山肌に取り付くように平坦コースで延びているが、延長距離は短く、特にこれと言った感想を抱く前に終点にたどり着いてしまう。肝心ののダート区間は終点直前の下り坂区間にのみ存在、モコモコとした山道を彷彿とさせる山土ダートだが、その長さはごく僅か。坂を下りきった地点の林の中で自然消滅してしまう。また、舗装区間も何のために舗装したのか分からぬような若干歩荒廃感が漂い、車両の通行の希薄さがうかがい知れる状況に。延長距離が短いので秋鹿大影線探索のついでに立ち寄ってみてもいいが、終点まで進んでみても特に何もない。

■秋鹿大影線(左右)から分岐している秋鹿線の入口です。といってもここは秋鹿線1本のみが分岐しているのではなく、前方数メートル先にてさらに霧峠線(前方右手)との分岐があって、以降が秋鹿線になっているようです。ではその前方の分岐地点からここまでの数メートル区間はどちらの林道に属しているのか? という素朴な疑問が発生しますが、それは正直なところ不明です。
■で、ここが秋鹿大影線からの分岐地点より数メートル先の霧峠線との分岐地点。左折しているダートが霧峠線で、道なりの舗装路が秋鹿線となります。ちなみに、ここには「林道秋鹿線起点」と記された林道標と共に「工事用道路秋鹿線」と記された標識がありますが、当林道が工事用道路として指定されていた期間は昭和62年(1987)から平成6年(1994)までであり、よって工事用道路秋鹿線の標識は現在は無効となっています。
→標識を眺める!
起点を示す林道標を後にして先へと進みます。路面は舗装されてこそいますが、枯れ葉が厚く堆積していかにも車両の通行は極めて希薄な雰囲気にありました。何も知らないで入線すると、路面が舗装されていることで秋鹿線はどこかに抜けていそうな気もするのですが、その実態はさにあらず。当林道はピストンです。
■木の葉まみれの直線主体の舗装路をさらに進むと、その先のみ五カーブ地点で落石が。山側の法面が崩れていないところをみると、擁壁の上部から崩れてきたと思われる大小の岩石でそこは小山状態にありました。もちろんオフバイクの機動力を持ってすれば、なんてこともないですが、そのまま放置された岩石群を眺めると、舗装路でありながらも道としての重要度の低さがうかがい知れます。
■路面に放置系の若干の荒廃を感じつつ、落石を乗り越えてさらに前進するとプツリと舗装が途切れてダートが現れました。そこは厚く落ち葉が厚く堆積し、ダートというよりも山道といった感じです。そんな下り坂を降りていくと…。
■何もない林の中でダートは自然消滅してしまいました。ここは林の中と言っても広場になっているわけでもなく、そのまま言葉通りの林の中(最上段の画像を参照)です。いずれこの先に道を開設するつもりなのか否かは不明ですが、なんでこんな場所に道がつながっている? といったような疑問を抱く地点かと。密かに野営するにはちょうど良いかもしれませんけどね。というわけで、先へと進む道が無くなったので秋鹿線の探索はここまでです。
→引き返して秋鹿大影線に向かう!
→引き返して赤沢線に向かう!
→引き返して霧峠線に向かう!
→周囲を散策する!
→周囲を散策する!
→探索終了!

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