作業道半対線

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

　作業道半対線/ Hanzui 林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　
探索日 2015.04.29 / No.N-SA-010　
　［所在地］伊那市　［状態］ピストンダート　［接続林道］半対林道　［接続作業道］作業道八曲線
　「半対峠」を越えたその先に存在、急峻な斜面伝いに続くこのエリア最奥の作業道

「半対峠（1634m）」のすぐ先に位置する半対林道の終点、そこは同時に２本の作業道への接続地点となっています。すなわち、左手の作業道半対線と右手の作業道八曲線です。ただし、作業道標が設置されているわけでもないため、そうなっていることを知るのは困難ですが、某資料によれば「作業道半対線」は半対林道の先線として位置付けられた存在。状況的にはこの分岐の左側でほぼ間違いないと思います。そんな作業道半対線の末端を目指して突入してみました。
いざ半対林道区間から半対作業道区間へと乗り継ぎますが、正直言って林道から作業道へと乗り継いだことには気が付かないでしょう。あくまでそれは「道」としての位置付けであって、実際の路面状態は劇的に変化するわけではありません。
というわけで、しばらくは林道区間のそれと似たような状況が続きます。強いて言えば、路面が芝生のように全面的に枯れ草に覆われてフカフカに変化したくらいでしょうか。そしてそんなダートをしばらく進むと現れるのがＴ字となったこの分岐地点。さすがにどちらが本道であるのか判断が付かないので、当サイトでは独断で手前から左右共に作業道半対線として紹介しておきますよ。で、まずは左折側から進んでみることに。
→現在地を確認する！
→右折側の様子を眺める！
まず最初に向かうことにした左折側の様子。さすがにこのような分岐までは地理院地図にも記載されていませんが、ここ、まずは軽い下りでスタートします。
分岐地点から軽く下るとその先は急峻な斜面にへばりついた平坦コース。相変わらず美しいフカフカな芝生ダートは作業道の険しさを感じさせませんが、それでもここは作業道。直撃されたらひとたまりもないこのような巨石が！
芝生状態の平坦区間をしばらく進むと、巨岩の突き出た特徴的なこの地点でダートは右に切り返して再び下りとなっていました。作業道半対線、この様子ではすぐに途切れることなく、まだしばらくは続いていそうな予感がします。
右に切り返したのち、少し高度を下げた急峻な斜面沿いにダートはさらに続きます。路面的に荒れは見られなかったものの、ここに至って作業道臭はかなり濃くなってきた模様。半対林道のさらにその先へと延びるこの作業道、いよいよそれらしくなってきましたよ！
いかにも危うい感じで斜面にへばりつく作業道半対線。路肩はまさに奈落の底へと一直線であり、コースアウトは即死亡な区間が続きます。路面的にはさほど問題がなくても地形的なシチュエーションが凄いんですね。スリルチックなドキドキ感がたまりません！
そんな楽しい作業道半対線でしたが、やがて行く手に路面崩壊の兆しが現れます。路肩はボロボロに崩れて路面には亀裂が走り、散らばる落石がその先の悪しき状況を予感させてなりません。下手に進むとＷＲの反転にも苦労しそうだし、いつ道床ごとガラガラっといってもおかしくはない状況でした。さらに道筋は続いていたものの、ここは勇気をもってＴ字路分岐まで引き返すことにします。ピコピコな脳内警報がちっとも鳴り止まないし・・・。
→その先の様子を眺める！
→振り返る！
先ほどのＴ字分岐まで戻ってきました。そのまま直進して今度は右折側に進んでみます。
まあ、予想通りですね。左折側と同様に、こちらもフカフカな一面枯れ草まみれの芝生ダート。落ちたらとてもじゃないけど自力復帰できそうにもない、急峻な斜面に取り付いた低規格な路面が続きました。でもオフバイク的にはとくに問題はないです。
斜面沿いにうねうねとカーブを繰り返して延びるＴ字路右折側の作業道半対線。斜面を簡単に切り崩しただけで設けられた路面がいかにも突貫工事的であり、さすが作業道といったところです。そのような、あからさまな作業道臭が逆にここでは楽しかったりもします。
「なんだあれは？！」斜面沿いの芝生ダートをしばらく進んでいくと、左の斜面に放棄されたトタン張りのみすぼらしい堀立小屋が！　この作業道へと至る半対林道の途中にも廃山荘小屋がありましが、さらに進んだこんな場所にも小屋が立てられていたとは思いませんでした。でもこれ、よく眺めてみると、どうも林業小屋ではないみたい。
→廃小屋を眺める！
斜面の堀立小屋を後にしてさらに前進しますが、少し先のこの地点で幅員がいきなり極度に狭まりました。路面的には荒れもなくてまだまだイケると思われたのですが、その幅員の狭さは限界値を軽く突破！　ここ、いかなる猛者でもその先には進めないと思います。というわけで作業道半対線のＴ字分岐の右折側ですが、もはやここまででした。
→探索終了！
→引き返して半対林道に向かう！
→その先の様子を眺める！
→振り返る！
トップへもどる林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

	「半対峠（1634m）」のすぐ先に位置する半対林道の終点、そこは同時に２本の作業道への接続地点となっています。すなわち、左手の作業道半対線と右手の作業道八曲線です。ただし、作業道標が設置されているわけでもないため、そうなっていることを知るのは困難ですが、某資料によれば「作業道半対線」は半対林道の先線として位置付けられた存在。状況的にはこの分岐の左側でほぼ間違いないと思います。そんな作業道半対線の末端を目指して突入してみました。
	いざ半対林道区間から半対作業道区間へと乗り継ぎますが、正直言って林道から作業道へと乗り継いだことには気が付かないでしょう。あくまでそれは「道」としての位置付けであって、実際の路面状態は劇的に変化するわけではありません。
	というわけで、しばらくは林道区間のそれと似たような状況が続きます。強いて言えば、路面が芝生のように全面的に枯れ草に覆われてフカフカに変化したくらいでしょうか。そしてそんなダートをしばらく進むと現れるのがＴ字となったこの分岐地点。さすがにどちらが本道であるのか判断が付かないので、当サイトでは独断で手前から左右共に作業道半対線として紹介しておきますよ。で、まずは左折側から進んでみることに。 →現在地を確認する！ →右折側の様子を眺める！
	まず最初に向かうことにした左折側の様子。さすがにこのような分岐までは地理院地図にも記載されていませんが、ここ、まずは軽い下りでスタートします。
	分岐地点から軽く下るとその先は急峻な斜面にへばりついた平坦コース。相変わらず美しいフカフカな芝生ダートは作業道の険しさを感じさせませんが、それでもここは作業道。直撃されたらひとたまりもないこのような巨石が！
	芝生状態の平坦区間をしばらく進むと、巨岩の突き出た特徴的なこの地点でダートは右に切り返して再び下りとなっていました。作業道半対線、この様子ではすぐに途切れることなく、まだしばらくは続いていそうな予感がします。
	右に切り返したのち、少し高度を下げた急峻な斜面沿いにダートはさらに続きます。路面的に荒れは見られなかったものの、ここに至って作業道臭はかなり濃くなってきた模様。半対林道のさらにその先へと延びるこの作業道、いよいよそれらしくなってきましたよ！
	いかにも危うい感じで斜面にへばりつく作業道半対線。路肩はまさに奈落の底へと一直線であり、コースアウトは即死亡な区間が続きます。路面的にはさほど問題がなくても地形的なシチュエーションが凄いんですね。スリルチックなドキドキ感がたまりません！
	そんな楽しい作業道半対線でしたが、やがて行く手に路面崩壊の兆しが現れます。路肩はボロボロに崩れて路面には亀裂が走り、散らばる落石がその先の悪しき状況を予感させてなりません。下手に進むとＷＲの反転にも苦労しそうだし、いつ道床ごとガラガラっといってもおかしくはない状況でした。さらに道筋は続いていたものの、ここは勇気をもってＴ字路分岐まで引き返すことにします。ピコピコな脳内警報がちっとも鳴り止まないし・・・。 →その先の様子を眺める！ →振り返る！
	先ほどのＴ字分岐まで戻ってきました。そのまま直進して今度は右折側に進んでみます。
	まあ、予想通りですね。左折側と同様に、こちらもフカフカな一面枯れ草まみれの芝生ダート。落ちたらとてもじゃないけど自力復帰できそうにもない、急峻な斜面に取り付いた低規格な路面が続きました。でもオフバイク的にはとくに問題はないです。
	斜面沿いにうねうねとカーブを繰り返して延びるＴ字路右折側の作業道半対線。斜面を簡単に切り崩しただけで設けられた路面がいかにも突貫工事的であり、さすが作業道といったところです。そのような、あからさまな作業道臭が逆にここでは楽しかったりもします。
	「なんだあれは？！」斜面沿いの芝生ダートをしばらく進んでいくと、左の斜面に放棄されたトタン張りのみすぼらしい堀立小屋が！　この作業道へと至る半対林道の途中にも廃山荘小屋がありましが、さらに進んだこんな場所にも小屋が立てられていたとは思いませんでした。でもこれ、よく眺めてみると、どうも林業小屋ではないみたい。 →廃小屋を眺める！
	斜面の堀立小屋を後にしてさらに前進しますが、少し先のこの地点で幅員がいきなり極度に狭まりました。路面的には荒れもなくてまだまだイケると思われたのですが、その幅員の狭さは限界値を軽く突破！　ここ、いかなる猛者でもその先には進めないと思います。というわけで作業道半対線のＴ字分岐の右折側ですが、もはやここまででした。 →探索終了！ →引き返して半対林道に向かう！ →その先の様子を眺める！ →振り返る！