このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 錦秋紅葉ざんまい林道探索川俣檜枝岐林道 編林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.10.30 
川俣檜枝岐林道 / 紅葉ざんまい編  [1] [2] [3] 

黄葉のカラマツ林

カラマツの黄葉
高もぐっと下がり、冬へと向かって全速力で山を駆け下る紅葉前線へと完全に追いつきました。紅葉の広葉樹林と交互に現れるカラマツ林の黄葉のとても綺麗です。しかも、栃木県側では峠付近にのみ僅かにしか見られなかったカラマツが、ここ福島県側では純林を形成してやたらと目につきます。

紅葉の黒沢

紅葉の黒沢

燃える山肌

ツタ草の赤い実
在地の標高はおよそ1210m。県境の峠(およそ1780m)からなんやかんやで500mほど下ってきましたが、ここで「ふなまたはし」を渡ります。ちょうど上流の「トヤス沢」と「黒沢」が合流して「舟岐川」となる地点であり、橋から眺める山の景色も素晴らしく、川俣檜枝岐林道ではよく知られている場所ですね。

モミジ

モミジ

モミジ
「ふなまたはし」を渡って対岸の樹林の中を進んで行くと、路肩に小さなモミジを見かけました。全山燃えるような一面の紅葉も素晴らしいですが、そんな中にあってぽつんと赤を主張する小さなモミジもまた味わい深いもの。黄色の色彩が大半を占める中、小さいながらも強烈な赤の鮮やかさが目をひいてやみません。

紅葉の舟岐川
沢を渡る橋から200mほど進むと、今度はトヤス沢と黒沢が合流した「舟岐川」を渡る橋が現れます。沈下橋のような橋を渡るここは川俣檜枝岐林道ではよく知られたおなじみの地点。残念ながら右手の上流すぐの所に無粋な堰堤があるため景色は台無しですが、左手の下流方向の眺めは格別! 渓流の流れに紅葉が映える景観が素晴らしい絶好の紅葉ビューポイントとなっています。

紅葉の色彩美

紅葉の色彩美
岐川を渡ったその先には終点へと向かってなだらかに下る極上なフラットコースが続きますが、泣きたくなるほど美しい極彩色の物凄さは尋常ではありません! 川俣檜枝岐林道のラストスパートを飾るにふさわしい黄葉のカラマツ林、夢見心地で駆け抜けました。あぁ、この瞬間がいつまでも続いて欲しい・・・。

極彩色の紅葉

極彩色の紅葉

林道終点にて
してたどり着くのが林道標の設置されたこの地点。ダートはこの先なおも続きますが、福島県側の終点です。というわけで川俣檜枝岐林道の「紅葉ざんまい探索」はここまでですが、やはり紅葉最盛期の林道の素晴らしさは別格ですね! 何度も通っているはずの川俣檜枝岐林道がとても新鮮に感じられたのは言うまでもなく、この時季ならではの素晴らしい景観の数々は期待を裏切らなかったです。今度はぜひ、紅葉最盛期の頃に訪れて、夢見心地の気分に浸ってみることをお勧めしますよ!
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