このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
紀勢線全通50周年記念
─ 客車列車 ─
紀勢線の東側、亀山-多気間は伊勢、鳥羽への路線を兼ねていて、開通した時期も古く、 多気-和歌山の紀伊半島をまわる区間とは性格が多少異なっています。
1978年頃、伊勢、鳥羽方面へは軽快な明るい色のディーゼルカーが走っていましたが、 尾鷲、熊野、紀伊勝浦方面へは明るい色のディーゼルカーに混じって、 いかにも重厚な青やアズキ色の客車をディーゼル機関車が牽引する列車がありました。
この長距離鈍行には、南の黒潮の潮風を運んでくるような独特の雰囲気がありました。(写真は1978年秋撮影)
亀山を出て、次の下庄(しものしょう)駅で。 (亀山発新宮行各駅停車125列車)
駅員の手で通票が交換されています。
京都発、鳥羽行急行「志摩1号」通過。
日差しの柔らかな秋の午後。
左:紀伊田辺発亀山行各駅停車122列車
右:時折、貨物列車も通過していきます。
(参考)亀山-和歌山市間には2往復の客車列車がありました。(1978年1月時刻表より)
下り
列車番号
亀山
新宮
和歌山市
121
-
6:32
13:13
123
-
10:03
18:37
125
11:06
16:58
-
127
15:24
20:48
-
上り
列車番号
和歌山市
紀伊田辺
亀山
122
-
5:47
15:58
124
7:03
10:23
20:31
126
18:53
22:05
-
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