このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

高山線全通80周年記念
─ 雪景色(打保編) ─



初めて高山線に撮影に行ってから約10年後、1985年1月12〜13日、「雪の風景」を求めて、 高山より北、富山との県境に近い「打保(うつぼ)」まで出かけています。
この頃には、国土地理院の5万分の1地形図で下調べをすることもでき、
この前年の秋には、自動二輪車(250cc)で高山まで行っており、沿線の様子もかなりわかっていました。
(雪の日に二輪車は危険なので、このときは鉄路で出かけています。)


1日目、行きがけに飛騨小坂で途中下車して撮影したものです。
小坂駅を発車する1041D特急「北アルプス」です。いきなり、吹雪でした。


小坂駅から北へ約1.5km、歩いて20分程、第13益田(ました)川橋梁です。各駅停車830D。


撮影場所、撮影列車の記憶がなく、推定ですが、
門坂(かどさか)の第14益田川橋梁、4710D急行「たかやま」と思われます。
現在、この付近、線路の横を国道が通っており、すっかり風景が変わっています。
(この頃は、国道は画面の右奥の山側を通っていました)


翌日は朝から快晴となりました。
高山から北へ向かう列車に乗る前に、高山市内で3032Dを撮影。


高山から北へ、8つ目の「打保」駅まで移動。
駅を出て、撮影場所を探して歩く途中の風景。新雪に朝日がさして、実に美しい風景でした。


駅から山を一つ回り込むと雰囲気の良い橋がありました。
各停830Dと701D急行「のりくら」を撮影しています。


今では、無人駅ばかりになりましたが、当時は打保駅にも駅員が配置されていました。
(まさしく、高倉健の「鉄道員」の世界です)
朝、駅に着いたときに「今日は臨時列車か何かありますか」と尋ねると、
午後の急行の後に排雪車がある、と教えてくれました。

打保駅から2-3km、40分ぐらい歩いたところで、各停832D、急行704D、排雪車を撮影。
各停の先頭は、「荷物車」です。
午後は雲が出て、凍りつくような寒さでした。

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