このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
高山線全通80周年記念
─ 貨物列車 ─
高山線の岐阜方、岐阜〜坂祝には2007年まで、セメント貨物がありました。
富山方、富山〜猪谷には2004年まで、神岡からの硫酸輸送の貨物列車がありました。
高山方面にも以前は貨物列車がありました。
1995年に廃止になったそうですが、1985年頃と1987年に撮影しているので、ご紹介します。
貨物時刻表の1980年版です。これによると、岐阜〜高山には2往復の貨物があったことになっています。
第二益田川橋梁(飛騨金山(福来信号所)〜焼石)で撮影したもので、1985年頃(詳細記録なし)です。
秋の夕方だったと記憶しています。
貨車はタンク車5両です。高山方面で使う灯油、軽油、重油、ガソリンを運んでいるのでしょうか。
高山駅ではなく、その前後の飛騨一ノ宮、上枝(ほずえ)まで運ぶのだそうです。
飛騨小坂の北、第13益田川橋梁で撮影したものです。1987年の冬の撮影です。
定期の貨物列車がなくなった後も、ごくまれに臨時の貨物が走ることがありました。
線路の補修のために交換するレールを運ぶ貨物列車です。
業界用語で「チキ工臨」といいます。
レールのような長い物を運ぶ貨車の型式記号が「チキ(キは積載重量区分)」ということに由来しています。
元々、材木を運ぶ貨車だそうです。
2007年3月に高山まで運転されたときの画像です。機関車は団体専用列車用に塗装された車両です。
(左)往路:レールを積んだ貨車を牽引しています。
(右)復路:帰りは機関車だけの回送となりました。
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