このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鉄道原風景

─ 臨港線 ─

1977年3月、名古屋市営地下鉄3号線(鶴舞線)伏見─八事が開業しました。
このとき、車両は名古屋西臨港線を通って、西名古屋港(金城埠頭の手前)まで鉄路輸送され、 ここで車体を門型クレーンで吊上げ、ゴムタイヤの輸送用台車に交換し、御器所の開口まで 道路輸送されました。
名古屋市内で高校の鉄研(鉄道研究会)部員だった頃、港区の方から通学している部員から、 地下鉄の車両が輸送されている、明日あたり次の便が着くだろう、という情報が入り、 授業後、自転車で見物に行ったときの写真です。
山口県の製造工場からの車両でした。

当時、「地下鉄漫才」というのが話題になっていて、深夜、御器所の開口から車両を降ろして いることは新聞にも記事が載り、見物人が集まったとのことでした。
この写真を撮影した頃、フィルム現像を自家処理していたので、現像処理はしたものの、 プリントされず、ネガのまま眠っていました。最近になって、プリントしてみて、驚きました。
後ろに写っている煙突はつい数年前に取り壊された火力発電所です。

1976.11.4./西臨港線(現あおなみ線)西名古屋港付近
[CANON FTb FD50mm 1:1.8]

[追加]
西名古屋港到着時の写真を追加します。
左に到着した地下鉄車両と最後尾の車掌車が写っています。牽引してきた機関車が機回し線を通って、 最後尾へ回ってきたところ。この後、車掌車だけを持って、帰っていったのでしょうが、記憶がありません。
後ろに港のクレーンが写っています。

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