このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

遠征その5

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長良川鉄道 しらさぎ 南紀 ユーロライナー紀州路
しなの のりくら 明知鉄道 樽見鉄道
かすが ちくま すわエコー あずさ

無断転載厳禁

 

≪当時の想い出≫

1987年3月16日〜20日
遠征シリーズも5回目を迎えました。この5回目までが、通称「学割」を使用した
旅になりました。そういえば「学割」って言葉、全然聞かなくなりましたが、JRで
は「学割」制度は無くなってしまったんでしたっけ?当時のPINEにとって乗車券
、周遊券の2割引は有り難い制度でした。
今の時刻表の運賃欄をめくっても、「学割」なる言葉が見当たらないということ
は、廃止されたんですね。各種割引切符が充実しているからいいのかな。でも
鉄道旅行好きの学生さんに、残してあげたかった制度です。
さて、今回も周遊券と夜行自由席を使い、車中2泊、宿2泊の倹約旅行になり
ました。 遠征その3 に続き大垣夜行345Mで入り、「 ちくま 」自由席と普通列車
で中央本線を上ってきました。最後に少しだけ「 あずさ 」を利用したのが唯一の
贅沢でした。
今回の遠征のメインは国鉄民営化直前にして、廃止対象ローカル線が次々移
行していった3セク路線への乗車です。廃線となり、バス輸送に切り替わる路
線が多い中、小型のレールバスとはいえ鉄路が残ることは、鉄道ファンにとっ
て嬉しい限りです。使用できる予算と日程から、ある程度3セク路線が固まって
いる中部地区への遠征となりました。
写真をUPした3路線に乗車したわけですが、共通して言えることは、運賃が高
い事でしょう。大きな赤字で国鉄が切り離した訳ですから、採算に見合う運賃
設定は仕方ないことなのでしょう。それでも地元の人たちにとっては生活の為
の交通機関ですから、末永くレールを残してもらいたいものです。
遠征その1 から約8年間で5回の遠征。しかしこの後、遠征はめっきり少なくな
ります。それは、時間的な制約と旅に対する「考え方」、「方向」が変わってしま
ったからであります。
冒頭にある、最後の「学割」旅行から察しがつくように、この遠征その5の直後
からPINEは納税者となり、旅行などする時間が無くなってしまったのでした。
又、旅に対する考え方も「旅+鉄道写真」から「旅+馬券」へと変わっていきま
した。そして 遠征その6 は「旅+鉄道写真+馬券」で、PINEにとっては遠征シ
リーズのメインイベント的な旅です。古の競走馬「 牧場編 」ともリンクした旅にな
ります。

 

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