〜　雪月花　新撰組異聞　編　〜


〜　姫百合の咲く頃　知らえぬ恋は苦しきものぞ　〜


〜　改訂版　〜


登場人物


近藤勇、土方歳三、沖田総司、斉藤一、少女［美鈴・鈴］




「夏の野の　茂みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものぞ」

「万葉集　第八巻　一五〇〇番」

作者：坂上郎女（さかのうえのいつらめ）




今は夏。



ここは、京の町。



暑さを感じる日が続くようになってきた。



ここは、沖田総司、斉藤一、少女が良く訪れる寺。



境内。



百合の花が咲いている。



本堂。



沖田総司は微笑んで居る。

少女も微笑んで居る。



沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「鈴ちゃん。百合の花が綺麗に咲いているね。」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「はい。」

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「鈴ちゃん。今日は用事があるんだ。逢う時間が短いんだ。百合の花をゆっくりと見られないんだ。ご免ね。」

少女は沖田総司を寂しく見た。

沖田総司は少女に心配して話し出す。

「鈴ちゃん。何か遭ったの？」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「何もありません。大丈夫です。」

沖田総司は微笑んで見た。

少女も沖田総司を微笑んで見た。



数日後の事。



ここは、少女の住む家。



玄関。



斉藤一が普通に訪れた。



少女は不思議な様子で来た。



斉藤一は少女に普通に話し出す。

「短い時間で構わない。一緒に出掛けたい。都合は付くか？」

少女は斉藤一に不思議な様子で話し出す。

「はい。直ぐに出掛けられます。」

斉藤一は少女に普通の表情で頷いた。



斉藤一は家を普通に出て行った。

少女も家を普通に出て行った。



少し後の事。



ここは、沖田総司、斉藤一、少女が良く訪れる寺。



境内。



百合の花が咲いている。



本堂。



斉藤一は普通に居る。

少女は不思議な様子で居る。



斉藤一は少女に普通に話し出す。

「気になる内容があるのだろ。総司に聞けないから、一人で悩んでいるのだろ。俺に隠し事は無駄だ。隠さずに話せ。」

少女は斉藤一に言い難く話し出す。

「山南さんのお墓。何処に在りますか？」

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「京の寺に在る。」

少女は斉藤一に言い難く話し出す。

「山南さんのお墓参りをしたいです。」

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「山南さんは、他の隊士と同じ寺に葬られている。美鈴さんが、山南さんの墓参りに行く行為は、新撰組の関係者だと周知する状況になる。総司と共に普段の時に出掛ける行為と訳が違う。」

少女は斉藤一を寂しく見た。

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「美鈴さん。山南さんの墓参りに是か非でも行きたいのか？」

少女は斉藤一に寂しく話し出す。

「山南さんには、とてもお世話になりました。お礼を言えずに、山南さんは亡くなりました。山南さんのお墓参りに行きたいと思いました。今の斉藤さんのお話を聞いて、総司さんと斉藤さんに、迷惑の掛かる状況が分かりました。山南さんのお墓参りは止めます。」

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「山南さんの墓参りを希望する理由。他にもあるのだろ。隠さずに話せ。」

少女は斉藤一を困惑した表情で見た。

斉藤一は少女を普通の表情で見た。

少女は斉藤一に微笑んで話し出す。

「お気遣いありがとうございます。」

斉藤一は少女を普通の表情で見た。

少女は斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「美鈴さん。境内に出よう。」

少女は斉藤一に微笑んで話し出す。

「はい。」

斉藤一は少女を普通の表情で見た。



斉藤一障子の傍に普通に来た。

少女も障子の傍に微笑んで来た。



沖田総司が障子を開けて、本堂の中に元気良く入ってきた。



沖田総司は斉藤一と少女を驚いた表情で見た。

少女は沖田総司を驚いた表情で見た。

斉藤一は沖田総司と少女を普通の表情で見た。

沖田総司は少女に拗ねて話し出す。

「任務が予定より早く終わったから〜　鈴ちゃんに逢いたくて家を訪ねたんだ〜　斉藤さんと鈴ちゃんが一緒に出掛けた話を聞いたんだ〜　斉藤さんと鈴ちゃんを探したんだ〜」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「総司さんに逢えました。嬉しいです。」

沖田総司は少女を微笑んで見た。

斉藤一は沖田総司と少女を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に拗ねて話し出す。

「鈴ちゃんに逢う予定があったのですね〜　何故〜　私に声を掛けなかったのですか〜？」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に不思議な様子で話し出す。

「斉藤さんと鈴ちゃん。何を話していたのですか？」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見ている。

沖田総司は斉藤一に僅かに不機嫌話し出す。

「私に言えない内容ですか？」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見ている。

少女は沖田総司と斉藤一を不安な様子で見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「山南さんの墓について話した。」

沖田総司は斉藤一に不機嫌に話し出す。

「斉藤さん！　鈴ちゃんに山南さんの墓について話したのですか？！」

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。

少女は沖田総司に不安な様子で話し出す。

「総司さん。斉藤さんは悪くないです。私から山南さんのお墓について話しました。」

沖田総司は少女に不機嫌に話し出す。

「鈴ちゃん！　何故、私ではなく斉藤さんに話したんだ？！」

少女は沖田総司に申し訳なく話し出す。

「ごめんなさい。」

沖田総司は少女に不機嫌に話し出す。

「私に隠れて山南さんの墓参りに行きたいから、斉藤さんに相談したのか！」

少女は沖田総司を不安な様子で見た。

沖田総司は少女に不機嫌に話し出す。

「山南さんの墓は、他の隊士の墓と同じ寺に在るんだ！　鈴ちゃんが、山南さんの墓参りに行けば、鈴ちゃんが新撰組の関係者だと思われる！　危険な行為なんだ！」

少女は沖田総司に申し訳なく話し出す。

「ごめんなさい。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。今の総司の話した内容は、俺から美鈴さんに既に話した。美鈴さんも納得した。」

沖田総司は斉藤一と少女を不機嫌に見た。

少女は沖田総司を不安な様子で見た。

沖田総司は斉藤一に不機嫌に話し出す。

「斉藤さん！　鈴ちゃんに寺の名前を教えていませんよね！」

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。

沖田総司は斉藤一を僅かに安心した表情で見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。美鈴さんと話したくて探していたのだろ。美鈴さんに逢えた。美鈴さんと話せ。」

沖田総司は斉藤一に僅かに不機嫌に話し出す。

「私が一緒に居ても良いのですか？」

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。

沖田総司は少女を不機嫌に見た。

少女は沖田総司と斉藤一を困惑して見た。

沖田総司は斉藤一を見ると、斉藤一に僅かに不機嫌に話し出す。

「鈴ちゃんは困惑した表情になりました。私は帰れと解釈して良いですよね。」

少女は沖田総司と斉藤一を驚いた様子で見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。機嫌の悪い表情で睨む行為は、誰でも返事に困る。落ち着け。」

沖田総司は斉藤一を僅かに不機嫌に見た。

斉藤一は少女の握ると、少女に普通に話し出す。

「総司を放って置いて、別な場所に行く。」

少女は斉藤一を不思議に見た。

沖田総司は斉藤一と少女を僅かに不機嫌な様子で見た。



斉藤一は少女の手を握り、本堂を普通に出て行った。

少女は本堂を不思議な様子で出て行った。



沖田総司は不安な表情になった。



沖田総司は本堂を慌てて出て行った。



直後の事。



ここは、沖田総司、斉藤一、少女が良く訪れる寺。



境内。



百合の花が咲いている。



沖田総司は慌てて来た。



沖田総司の視線の先に、百合の花の咲く姿が見えた。



沖田総司は百合の花を不安な様子で見た。



百合の花は綺麗な姿で咲いている。



沖田総司は前を慌てて見た。



沖田総司は寺を慌てて出て行った。



直後の事。



ここは、沖田総司、斉藤一、少女が良く訪れる寺の近く。



沖田総司は斉藤一と少女を落ち着かない様子で捜している。



斉藤一の姿も、少女の姿も、見えない。

斉藤一の気配も、少女の気配も、感じない。



外は夏のため暑さを感じる。



沖田総司は、暑さを気にせずに、斉藤一と少女を捜した。



僅かに後の事。



ここは、沖田総司、斉藤一、少女が良く訪れる寺の近く。



沖田総司は斉藤一と少女を落ち着かない様子で捜している。



沖田総司の後ろから、斉藤一の気配を感じた。



沖田総司は後ろを慌てて見た。



斉藤一が沖田総司を普通の表情で見ている。



沖田総司は斉藤一を不安な様子で見た。



沖田総司は斉藤一の前に不安な様子で来た。



斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。何故、焦っている。」

沖田総司は斉藤一に不安な様子で話し出す。

「斉藤さん。鈴ちゃんは？」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に怪訝な様子で話し出す。

「斉藤さん。鈴ちゃんを一人で残して、今の居る場所に来たのですか？」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「美鈴さんが常に心配なのだろ。何故、美鈴さんの前で不機嫌な言動をとる。」

沖田総司は斉藤一を驚いた表情で見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司が悩む気持ちは分かる。美鈴さんに心配を掛けるな。」

沖田総司は斉藤一を不安な様子で見た。

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に不安な様子で話し出す。

「鈴ちゃんは泣いていましたか？」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「泣いていない。」

沖田総司は斉藤一に心配して話し出す。

「鈴ちゃんと話したいです。鈴ちゃんの居る場所を教えてください。」

斉藤一は斉藤一に普通に話し出す。

「総司の前に居る。」

沖田総司は辺りを不思議な様子で見た。



少女が少し離れた木の影に隠れるように立つ姿が見えた。



沖田総司は斉藤一に慌てて礼をした。

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。



沖田総司は慌てて走った。



ここは、少女の居る木の下。



少女は木の幹に隠れるように立っている。



沖田総司は慌てて走ってきた。



沖田総司は少女を不安な様子で見た。

少女は沖田総司に心配して話し出す。

「総司さん。汗をかいています。大丈夫ですか？」

沖田総司は少女に恥ずかしく話し出す。

「斉藤さんと鈴ちゃんを追い掛けようとしたんだ。斉藤さんの姿も鈴ちゃんの姿も、見えなくて探したんだ。斉藤さんも鈴ちゃんも、見付からなくて、焦ってしまったんだ。心配しないで。大丈夫だよ。」

少女は沖田総司に心配して話し出す。

「汗をぬぐう物を用意します。」

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「今の汗の量ならば、直ぐに乾くよ。大丈夫だよ。心配しないで。」

少女は沖田総司を心配して見た。

沖田総司は着物の袖で汗を拭くと、少女に微笑んで話し出す。

「汗は無くなったよね。」

少女は沖田総司を心配して見ている。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「寺に百合の花が綺麗に咲いていたよね。」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「はい。」

沖田総司は少女に不安な様子で話し出す。

「鈴ちゃん。山南さんの墓参りに行きたい？」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「大丈夫です。」

沖田総司は少女に不安な様子で話し出す。

「鈴ちゃん。ご免ね。」

少女は沖田総司の手を握ると、沖田総司に微笑んで話し出す。

「総司さん。何時も行くお寺で、百合の花を見ながら、総司さんと一緒に話したいです。お時間は大丈夫ですか？」

沖田総司は少女の手を握ると、少女に微笑んで話し出す。

「時間はあるよ。大丈夫だよ。」

少女は沖田総司の手を握り、沖田総司を微笑んで見た。



沖田総司は少女の手を握り、微笑んで歩き出した。

少女も沖田総司の手を握り、微笑んで歩き出した。



暫く後の事。



夜になっている。



ここは、屯所。



近藤勇の部屋。



近藤勇は杯の酒を普通の表情で飲んでいる。

土方歳三は杯の酒を微笑んで飲んでいる。



机の上に、百合の花を一輪だけ挿した花瓶が置いてある。



土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。

「近藤さん。何故、百合の花が部屋に飾ってあるんだ？」

近藤勇は酒を飲みながら、土方歳三に微笑んで話し出す。

「お雪に百合の花を贈った。お雪に似る百合の花だと話した。お雪が百合の花を一輪だけ譲ってくれた。」

土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。

「お雪さんが近藤さんに百合の花を譲った理由。分かったのか？」

近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三を不思議な様子で見た。

土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。

「近藤さん。勉強が必要だな。」

近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三を苦笑して見た。

土方歳三は杯の酒を飲みながら、花瓶に挿した百合の花を見て、微笑んで呟いた。

「“夏の野の　茂みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものぞ”。」

近藤勇は杯の酒を飲むのを止めると、土方歳三を不思議な様子で見た。

土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇を微笑んで見た。

近藤勇は土方歳三に微笑んで話し出す。

「歳。もしかして、総司と一緒に良く居る女の子を詠んだのかな？」

土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇を微笑んで見ている。

近藤勇は土方歳三を微笑んで見た。

土方歳三は杯の酒を飲み干すと、近藤勇に微笑んで話し出す。

「あの子が山南さんの墓参りに行きたいと話したそうだ。」

近藤勇は土方歳三を寂しく見た。

土方歳三は近藤勇に微笑んで話し出す。

「斉藤と総司が、あの子に山南さんの墓参りに行くのは止めた方が良いと話したそうだ。あの子は山南さんの墓参りに行かないと思う。」

近藤勇は土方歳三を寂しく見ている。

土方歳三は近藤勇に微笑んで話し出す。

「近藤さんも俺も、あの子と同じだな。」

近藤勇は土方歳三を不思議な様子で見た。

土方歳三は近藤勇に微笑んで話し出す。

「山南さんの墓参りには行けない。」

近藤勇は杯の酒を飲むと、土方歳三を寂しい微笑みで見た。

土方歳三は杯に酒を注ぐと、杯の酒を寂しい表情で見た。

近藤勇は杯の酒を飲み干すと、土方歳三に微笑んで話し出す。

「“夏の野の　茂みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものぞ”。」

土方歳三は酒を飲みながら、近藤勇を微笑んで見た。

近藤勇は土方歳三に微笑んで話し出す。

「歳。遠くない将来に、“知らえぬ恋は　苦しきものぞ”、ではなくて、“知る恋は　楽しきものぞ”、にしてあげたい。」

土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで頷いた。

近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三を微笑んで見た。



「夏の野の　茂みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものぞ」

ひっそりと咲いている百合の花。

ひっそりと咲いている少女の想い。

近藤勇、土方歳三、斉藤一、百合の花は、「夏の野の　茂みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものぞ」の歌の似合わなくなる日が、一日も早く訪れるように願う日々が続いている。




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ここからは後書きになります。

この物語は既に掲載している物語の改訂版です。

改訂前の物語の展開や雰囲気を出来るだけ残して改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上、ご了承ください。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。

この物語に登場する歌は「万葉集　第八巻　一五〇〇番」

「夏の野の　茂みに咲ける　姫百合の　知らえぬ恋は　苦しきものぞ」

ひらがなの読み方は「なつののの　しげみにさける　ひめゆりの　しらえぬこひは　くるしきものぞ」

作者は「坂上郎女（さかのうえのいつらめ）」

歌の意味は、「夏の野の茂みにひっそりと咲いている姫百合のように、人に知られない恋は、苦しいことです。」となるそうです。

原文は「夏野之　繁見丹開有　姫由理乃　不所知戀者　苦物曽」

この歌には「姫百合」が登場しています。

「姫百合」というと、南日本に多く見られる赤い百合を想像する方が多いと思います。

この歌の「姫百合」は、「可憐な百合。可愛い百合」という意味で使っているのではないかとの事でした。

私がこの歌の意味から想像した「姫百合」は、白色の清楚な百合を想像しました。

この物語では、白色で清楚で可憐な百合を想像しながら書きました。

この物語の補足です。

山南敬助さんのお墓は、京都府のお寺に在ります。

このお寺には、山南敬助さんや新撰組の隊士が二十七名近く葬られているそうです。

このお寺に関する詳しい説明を書くのは止めました。

ご了承ください。

楽しんで頂けると嬉しいです。





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