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〜 雪月花 新撰組異聞 編 〜
〜 夏 蝉時雨 夏野の草 携はり 〜
〜 改訂版 〜
登場人物
近藤勇、土方歳三、沖田総司、斉藤一、お雪、少女[美鈴・鈴]
「人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば」
「万葉集 第十巻 一九八三番」より
作者:詠み人知らず
今は夏。
ここは、京の町。
暑い日が続いている。
蝉時雨の響く日が続いている。
今は夜。
暑さは僅かに和らいでいる。
ここは、料亭。
一室。
近藤勇は杯の酒を普通の表情で飲んでいる。
土方歳三も杯の酒を普通の表情で飲んでいる。
斉藤一も杯の酒を普通の表情で飲んでいる。
近藤勇の膳、土方歳三の膳、斉藤一の膳には、酒と肴が載っている。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三と斉藤一に普通に話し出す。
「任務の話は終わりだ。」
斉藤一は杯の酒を飲むのを止めると、近藤勇に普通の表情で軽く礼をした。
土方歳三は杯の酒を飲むのを止めると、近藤勇に普通の表情で頷いた。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三と斉藤一に微笑んで話し出す。
「場所的に違和感がないように、酒を飲んで肴を食べて話した。堅苦しい雰囲気の中では、酒も肴も味わえないと思った。」
土方歳三は杯の酒を飲むと、近藤勇に微笑んで話し出す。
「確かに。」
斉藤一は杯の酒を飲むと、近藤勇と土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤は、立場、性格、酒を飲む行為を好む、などの理由から、私や歳と共に居ても違和感がない。斉藤を誘う機会が多くなる。斉藤も任務関係の話を聞きながら酒を飲むと楽しめないと思う。美味しい酒を飲んだとしても、楽しめないと思う。」
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「斉藤は、難しい内容の話を聞いても、酒を味わって飲んでいる。斉藤が酒を味わって飲めなかった時は、俺が斉藤を誘って酒などを奢っている。安心してくれ。」
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三に微笑んで話し出す。
「歳に毎回のように頼るのは悪い。私も斉藤を誘う。」
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「近藤さんには、お雪さんがいる。俺が斉藤を気遣うから、近藤さんはお雪さんを気遣ってくれ。」
斉藤一は杯の酒を飲みながら、近藤勇と土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「斉藤も俺の意見に同意している。」
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三と斉藤一を微笑んで見た。
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「近藤さん。お雪さんに夏が関係する歌を贈ると喜ぶと思う。」
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三に微笑んで話し出す。
「さすが。歳。歳の薦める歌を教えてくれ。」
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「“人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば”。」
斉藤一は杯の酒を飲みながら、土方歳三を普通の表情で見た。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三に苦笑して話し出す。
「今の歌は、眉目秀麗で文武両道の歳が贈る展開ならば、多くの女性が喜んで受け取る。お雪は優しい性格だ。お雪は、私を気遣って笑顔で歌を受け取ると思うが、内心は困るはずだ。別な歌を教えてくれ。」
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「近藤さんは、しっかり者の正妻のつねさん、天女に喩えられる才色兼備のお雪さん、が居るのに、幾人もの女性に親しく話し掛ける。或る意になるが、近藤さんがお雪さんに贈る歌に相応しい。お雪さんは今の歌を喜んで受け取る。不安にならず歌を贈ってくれ。」
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三を苦笑して見た。
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇を微笑んで見た。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三に苦笑して話し出す。
「お雪に歳が教えてくれた歌を贈る。」
土方歳三は杯の酒を飲みながら、近藤勇に微笑んで話し出す。
「良い報告を楽しみに待っている。」
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三に苦笑して頷いた。
土方歳三は杯の酒を飲みながら、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤。“人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば”を贈れ。」
斉藤一は杯の酒を飲みながら、土方歳三を普通の表情で見た。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤。親しく付き合う女性がいるのか?」
斉藤一は杯の酒を飲みながら、近藤勇に普通に話し出す。
「いません。」
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三を微笑んで見た。
土方歳三は杯の酒を飲みながら、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤。誰に贈れば良いか分かるな。」
斉藤一は杯の酒を飲みながら、土方歳三に普通の表情で軽く礼をした。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三と斉藤一に微笑んで話し出す。
「成程。」
斉藤一は杯の酒を飲みながら、近藤勇に普通の表情で軽く礼をした。
近藤勇は杯の酒を飲みながら、土方歳三と斉藤一を微笑んで見た。
土方歳三も杯の酒を飲みながら、近藤勇と斉藤一を微笑んで見た。
斉藤一は杯の酒を飲みながら、近藤勇と土方歳三を普通の表情で見た。
翌日の事。
ここは、京の町。
空の色が僅かに橙色の気配を見せている。
蝉時雨が響いている。
ここは、お雪の住む家。
一室。
蝉時雨が聞こえる。
近藤勇は微笑んで居る。
お雪も微笑んで居る。
近藤勇の脇には、小さな包みが置いている。
卓には、麦茶が載っている。
お雪は近藤勇に微笑んで話し出す。
「近藤先生。ご希望通り麦茶を用意しました。お酒の用意をしなくて良いのですか?」
近藤勇はお雪に微笑んで話し出す。
「陽が明るい時間だ。部下や客が、来る可能性がある。私が任務以外の状況で陽の明るい時間から酒を飲む姿を見られたら、部下に指導が出来ない、新撰組の評判に係わる。今はお雪の用意してくれた麦茶を味わって飲む。酒は暫く経ってから飲みたい。」
お雪は近藤勇を微笑んで見た。
近藤勇はお雪に微笑んで話し出す。
「などと話したが、酒を飲む行為を遅くした一番の理由は、お雪に陽の沈む前に歌を贈るためなんだ。」
お雪は近藤勇に微笑んで話し出す。
「歌の贈り物を頂けるのですね。楽しみです。」
近藤勇はお雪に苦笑して話し出す。
「お雪は風流を熟知している。私にはお雪が喜ぶ歌を選べない。歳が歌を選んでくれた。」
お雪は近藤勇に微笑んで話し出す。
「近藤先生。謙遜しないでください。」
近藤勇はお雪に微笑んで話し出す。
「私は事実を話した。謙遜していない。」
お雪は近藤勇を微笑んで見た。
近藤勇は包みを広げて文を取ると、お雪に文を微笑んで差し出した。
お雪は近藤勇から文を受け取ると、近藤勇に微笑んで話し出す。
「ありがとうございます。」
近藤勇はお雪に微笑んで話し出す。
「お雪に歌を贈る時は、歌に綺麗な緑色の夏草を添える、または、歌に夏の季節に野に咲く清楚な花を添える。歳は以上の内容を説明した。私は今回の歌の意味の捉え方に悩んだために、歌に添える草花への考えが及ばず、歌のみの贈り物になってしまった。歳の好意が無駄になってしまった。」
お雪は文を持ち、文を微笑んで読んだ。
近藤勇はお雪を微笑んで見た。
お雪は文を持ち、近藤勇を見ると、近藤勇に微笑んで話し出す。
「近藤先生。お気遣いありがとうございます。近藤先生と土方先生の強い繋がりが伝わります。土方先生に私が喜んでいると伝えてください。」
近藤勇はお雪に微笑んで頷いた。
お雪は文を持ち、近藤勇を微笑んで見た。
同じ頃。
ここは、落ち着いた雰囲気の寺。
本堂。
蝉時雨が聞こえる。
沖田総司は微笑んで居る。
斉藤一は普通に居る。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。突然だが、総司は俺を友達と幾度も話す。」
沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。
「私と斉藤さんは、友達です。友達と幾度も話す行為は、当然です。」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。何が起きても俺と友達でいるのか?」
沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。
「はい。」
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一を微笑んで見た。
斉藤一は沖田総司の手を握ると、沖田総司に普通に話し出す。
「総司。」
沖田総司は斉藤一を不思議な様子で見た。
斉藤一は沖田総司の手を握り、沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一を不思議な様子で見ている。
斉藤一は沖田総司の手を握り、沖田総司に普通に話し出す。
「俺を友達と呼ぶ人物。総司のみだ。」
沖田総司は斉藤一に心配して話し出す。
「斉藤さん。何か遭ったのですか?」
斉藤一は沖田総司の手を握り、沖田総司に普通に話し出す。
「俺を心配する人物。総司のみだ。」
沖田総司は斉藤一を心配して見た。
斉藤一は沖田総司の手を握り、沖田総司に普通に話し出す。
「“人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば”。」
沖田総司は斉藤一を不思議な様子で見た。
斉藤一は沖田総司の手を握り、沖田総司に普通に話し出す。
「総司。歌の意味は、“人のうわさが、夏の野の草が茂るみたいにうるさくても、あなたと私が手をとって寝てしまえば・・・”、となるそうだ。」
沖田総司は斉藤一に緊張して話し出す。
「斉藤さん。“私が手をとって寝てしまえば・・・”、の後は何が起きるのですか?」
斉藤一は沖田総司の手を握り、沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一を緊張して見た。
斉藤一は沖田総司の手を普通の表情でゆっくりと放した。
沖田総司は斉藤一を緊張して見ている。
斉藤一は沖田総司を抱くと、沖田総司に普通の表情で囁いた。
「総司。“手をとって寝てしまえば・・・”、の後に、何を希望する?」
沖田総司は斉藤一を緊張して見ている。
斉藤一は沖田総司を普通の表情でゆっくりと放した。
沖田総司は斉藤一を緊張して見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「以上の方法で、美鈴さんに今の歌を贈れ。」
沖田総司は斉藤一を呆然とした表情で見た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は斉藤一を呆然とした表情で見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。俺の話を、怒涛の展開を想像しながら聞いただろ。」
沖田総司は斉藤一を動揺して見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。本当に面白い。」
沖田総司は斉藤一を動揺して見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。俺が説明した歌を覚えているか?」
沖田総司は斉藤一に動揺して話し出す。
「鈴ちゃんに対して失礼な内容の歌は覚えません!」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。美鈴さんに対して失礼な点を具体的に説明しろ。」
沖田総司は斉藤一を動揺して見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。俺の今の歌の説明を、特定の状況を想像しながら聞いただろ。」
沖田総司は斉藤一を動揺して見ている。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司が美鈴さんに今の歌を贈らない場合は、俺が、美鈴さんに、総司が想像したと思われる内容を、詳細に、具体的に、説明する。」
沖田総司は斉藤一に動揺して話し出す。
「斉藤さん! 止めてください!」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司が美鈴さんに今の歌を贈らない場合は、美鈴さんは、総司が想像したと思われる内容を、詳細に、具体的に、知る。」
沖田総司は斉藤一に動揺して話し出す。
「斉藤さん! 絶対に駄目です!」
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。明日は、俺は非番の可能性が高く、総司は任務に就く可能性が高い。俺は総司より圧倒的に有利だ。諦めろ。」
沖田総司は斉藤一に動揺して話し出す。
「斉藤さん! 私が鈴ちゃんに今の歌を贈れば、斉藤さんは鈴ちゃんに変な内容を話しませんよね!」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は斉藤一に緊張して話し出す。
「分かりました。鈴ちゃんに今の歌を贈ります。」
斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。
沖田総司は疲れた様子で軽く息をはいた。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
翌日の事。
ここは、落ち着いた雰囲気の寺。
蝉時雨が響いている。
本堂。
沖田総司は微笑んで居る。
斉藤一は普通に居る。
少女は微笑んで居る。
沖田総司は少女に微笑んで話し出す。
「鈴ちゃん。先程の話と繋がりのない内容を話すね。」
少女は沖田総司に不思議な様子で話し出す。
「はい。」
沖田総司は少女に微笑んで話し出す。
「斉藤さんが、私から鈴ちゃんに歌を贈るように話したんだ。斉藤さんが歌を選んだんだ。私が選んだ歌ではないからね。」
少女は沖田総司と斉藤一を不思議な様子で見た。
斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。
「総司。今の話の内容は、俺が総司に歌を贈る行為を無理強いした展開に聞こえる。美鈴さんは歌を贈られても嬉しくないと思う。」
沖田総司は斉藤一を僅かに拗ねて見た。
少女は沖田総司と斉藤一を不思議な様子で見ている。
沖田総司は懐から紙を取り出すと、少女に苦笑して渡した。
少女は沖田総司から紙を不思議な様子で受け取った。
斉藤一は沖田総司と少女を普通の表情で見た。
少女は紙を持ち、紙を不思議な様子で見た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
沖田総司は少女を苦笑して見た。
少女は紙を持ち、沖田総司と斉藤一を恥ずかしく見た。
斉藤一は少女に普通に話し出す。
「“人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば”。近藤さんがお雪さんに贈った歌だ。総司は歌の意味などの説明の前に、美鈴さんに贈りたいと話した。総司は歌の意味を知って動揺した。総司は、決断した内容を勘違いで訂正する言動は、武士ではないと話して、動揺しながらも歌を贈る準備を終えた。美鈴さん。総司の無理で無茶な展開を許して欲しい。」
沖田総司は斉藤一を納得のいかない様子で見た。
斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。
少女は紙を持ち、沖田総司に微笑んで話し出す。
「総司さん。お歌の贈り物。ありがとうございます。」
沖田総司は少女を見ると、少女に恥ずかしく話し出す。
「鈴ちゃんに喜んでもらえて嬉しいよ。」
少女は紙を持ち、斉藤一に微笑んで話し出す。
「斉藤さん。ありがとうございます。」
斉藤一は少女に普通の表情で頷いた。
少女は紙を持ち、沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。
「万葉集の掲載のお歌ですね。今回は、“人言は 夏野の草の 繁くとも”を、蝉時雨が響く様子に重ねて贈ったのですね。総司さん。斉藤さん。凄いです。私も更に歌の勉強に励みます。」
沖田総司は少女に苦笑して話し出す。
「私も斉藤さんから歌についてたくさんの内容を教わっている。鈴ちゃん。無理しないでね。」
斉藤一は少女に普通に話し出す。
「美鈴さん。総司の話すとおりだ。焦らずに学べ。」
少女は紙を持ち、沖田総司と斉藤一に微笑んで話し出す。
「お気遣いありがとうございます。たくさんの内容を焦らずに学びます。」
沖田総司は少女を微笑んで見た。
斉藤一は沖田総司と少女を普通の表情で見た。
少女は紙を持ち、沖田総司と斉藤一を微笑んで見た。
「人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば」
京の町に、夏草が茂り、蝉時雨が響く頃。
近藤勇がお雪に、沖田総司が少女に、同じ歌を贈った。
蝉時雨が響く京の町で、穏やかで和やかな出来事が起きた。
* * * * * *
ここからは後書きになります。
この物語は既に掲載している物語の改訂版です。
改訂前の物語の展開や雰囲気を出来るだけ残して改訂しました。
改訂前の物語を掲載するのは止めました。
以上、ご了承願います。
ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。
この物語に登場する歌は「万葉集 第十巻 一九八三番」
「人言は 夏野の草の 繁くとも 妹と我れとし 携はり寝ば」
ひらがなの読み方は「ひとごとは なつののくさの しげくとも いもとあれとし たづさはりねば」
作者は「詠み人知らず」
歌の意味は「人のうわさが、夏の野の草が茂るみたいにうるさくても、あなたと私が手をとって寝てしまえば・・・」となるそうです。
原文は「人言者 夏野乃草乃 繁友 妹与吾師 携宿者」
「眉目秀麗(びもくしゅうれい)」についてです。
「容姿の優れて美しいこと。特に、男性の顔立ちが端正で整っていること。また、そのさま。」です。
「才色兼備(さいしょくけんび)」についてです。
「優れた才知を持ち、顔かたちも美しいこと。普通は、女性にいう。」です。
「蝉時雨(せみしぐれ)」についてです。
「多くの蝉が一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てた言葉」です。
夏の季語です。
楽しんで頂けると嬉しいです。
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