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~ 雪月花 新撰組異聞外伝 編 ~


~ 春月の慕情 遠けども心し行けば ~


登場人物

藤田五郎、藤田時尾、敬一[沖田総司の息子]、美鈴[敬一の母、沖田総司の妻]




「天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも」

「万葉集 第四巻 五五三番」より

作者:丹生女王(にふのおおきみ)




時は明治。



今は政府の治世。

政府の治世の前は、幕府の治世だった。

幕府と政府の間で戦いがあった。

幕府は戦に負けて、政府の治世になった。



政府も世間も、幕府に最期まで味方した者や家族へは冷たい対応になっている。

幕府に最期まで味方した者や家族の中には、目立たないように過ごす者や過去を隠して過ごす者がいる。



沖田総司は新撰組一番組組長を務めていたので、幕府側の立場の者になる。

沖田総司は、病のために戦いにはほとんど加わらず、戦いの結末も知らずに病のために亡くなったが、政府も世間も幕府側の立場の者として考えている。

沖田総司には、妻の美鈴と生まれたばかりの息子の敬一という大切な家族が居た。

沖田総司は戦いによる混乱のために、生まれたばかりの息子の敬一に一度も逢えずに亡くなった。



幾つかの季節が過ぎた。



今は春の終わり。



ここは、京都。



過ごしやすい日が続いている。



美鈴と敬一は、沖田総司を慕い尊敬しながらも、沖田総司の家族だと分からないように過ごしている。

美鈴は、敬一を守り育てながら笑顔で過ごしている。

敬一は、美鈴を慕いながら笑顔で過ごしている。



今は夜。



夜空には、月と星が輝いている。



ここは、幼い敬一と美鈴の住む家。



敬一と美鈴の部屋。



敬一は床の中で静かに寝ている。

美鈴も床の中で静かに寝ている。



敬一は床に横になり、不安な様子で目を開けた。

美鈴は床に横になり、ゆっくりと目を開けた。

敬一は床の上に不安な様子で体を起こした。

美鈴は床の上に体を起こすと、敬一に心配して話し出す。

「敬一。何か遭ったの?」

敬一は美鈴に抱き付くと、美鈴に寂しく話し出す。

「おかあさん。ぼく。すき?」

美鈴は敬一を抱くと、微笑んで話し出す。

「大好きよ。」

敬一は美鈴に抱き付いて、寂しく話し出す。

「おかあさん。おとうさん。すき?」

美鈴は敬一を抱きながら、敬一に微笑んで話し出す。

「大好きよ。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に寂しく話し出す。

「おかあさん。どっちすき?」

美鈴は敬一を抱いて、美鈴に微笑んで話し出す。

「敬一もお父さんも、両方が大好きよ。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴を寂しく見た。

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。お父さんは好き?」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に寂しく話し出す。

「とてもすき。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。お母さんは好き?」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に寂しく話し出す。

「とてもすき。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。お父さんとお母さんのどちらが好き?」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に寂しく話し出す。

「どっちもとてもすき。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一がお父さんとお母さんの両方が大好きなように、お母さんも敬一とお父さんの両方が大好きなの。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に寂しく話し出す。

「ぼく。おかあさん。おなじ。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一とお母さんは、同じよ。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴を微笑んで見た。

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「お母さんは、敬一もお父さんも大好きだけど、守る時は、敬一を守るわ。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴を不思議な様子で見た。

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「お父さんはとても強い人物なの。お父さんはお母さんと敬一を守ってくれたの。お父さんは今もお母さんと敬一を守っているの。お母さんはお父さんには至らないけれど、敬一を守っているの。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に微笑んで話し出す。

「ぼく。おかあさん。まもる。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。ありがとう。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴を微笑んで見た。

美鈴は敬一を抱いて、敬一を微笑んで見た。

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に微笑んで話し出す。

「おとうさん。おかあさん。おうた。おくりもの。する。ぼく。おかあさん。うた。おくりもの。する。おかあさん。おうた。おしえて。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「雲が登場する歌があるの。今は夜だから、陽のある時間に雲を見ながら歌について話しましょう。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に微笑んで話し出す。

「あした。うた。はなす。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一が寝るまでお母さんが起きているわ。安心して寝なさい。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に微笑んで話し出す。

「ぼく。おかあさん。まもる。おかあさん。ねる。ぼく。ねる。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一もお母さんも、両方が寝られなくなるわね。一緒に寝る方法にしましょう。」

敬一は美鈴に抱き付いて、美鈴に微笑んで話し出す。

「いっしょ。ねる。」

美鈴は敬一を抱いて、敬一を微笑んで見た。

敬一は美鈴から微笑んで離れた。

美鈴は敬一を微笑んで離れた。

敬一は美鈴に微笑んで話し出す。

「おかあさん。おやすみ。」

敬一は美鈴に微笑んで話し出す。

「敬一。おやすみなさい。」

敬一は床に微笑んで横になった。

美鈴も床に微笑んで横になった。

敬一は床に横になり、微笑んで目を閉じた。

美鈴は床に横になり、微笑んで目を閉じた。



暫く後の事。



ここは、京の町。



空が明るくなり始めた。



ここは、敬一と美鈴の住む家。



敬一と美鈴の部屋。



敬一は床の中で静かに寝ている。

美鈴も床の中で静かに寝ている。



美鈴は床の上に静かに体を起こした。

敬一は床の中でゆっくりと目を開けた。

美鈴は床の上に体を起こして、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。起こしてしまったのね。ごめんね。」

敬一は床の上に体を起こすと、美鈴に微笑んで話し出す。

「おかあさん。おはよう。」

美鈴は床の上に体を起こして、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。おはよう。」

敬一は床の上に体を起こして、美鈴に微笑んで話し出す。

「おかあさん。うた。おしえて。」

美鈴は床の上に体を起こして、微笑んで話し出す。

「敬一。空を見ながら話しましょう。」

敬一は床の上に体を起こして、美鈴に微笑んで頷いた。

美鈴は床の上に体を起こして、敬一を微笑んで見た。



僅かに後の事。



ここは、敬一と美鈴の住む家。



縁。



美鈴は戸を微笑んで開けた。

敬一は美鈴を笑顔で見た。



縁に陽の光が差した。



美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。歌について話すわね。」

敬一は美鈴に笑顔で頷いた。

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「“天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも”。歌の意味は、“空の雲が遠ざかってゆく彼方に在るあなたの所は、とても遠いけれども、心が通えるのであなたのことをこうして恋しく思っていられるのですよね。”となるそうよ。」

敬一は美鈴を不思議な様子で見た。

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「難しいわよね。」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「おとうさん。おかあさん。ぼく。おなじ。」

美鈴は敬一に微笑んで頷いた。

敬一は美鈴を笑顔で見た。

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。朝ごはんの支度をするわね。」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「てつだう。」

美鈴は敬一に微笑んで話し出す。

「敬一は体が小さいから、料理の手伝いは危ないわ。後で別な手伝いを頼みたいの。良いかしら。」

敬一は美鈴に笑顔で話し出す。

「まかせて。」

美鈴は敬一を微笑んで見た。

敬一は美鈴を笑顔で見た。



幾つかの季節が過ぎた。



敬一と美鈴は、東京の町に住まいを替えた。



今は春の終わり。



ここは、東京。



過ごしやすい日が続いている。



ここは、敬一と美鈴の住む家。



食卓の有る部屋。



敬一は笑顔で美味しく朝食を食べている。

美鈴は微笑んで朝食を食べている。

食卓には、豪華ではないが丁寧に作られた食事が載っている。



敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「幼い僕とお母さんが話す夢を見たんだ。」

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一の見た夢。知りたいわ。」

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「夜中に、幼い僕が起きて、お母さんにお父さんと僕のどちらが好きか質問するんだ。お母さんは、お父さんも僕も両方が好きだと答えたんだ。お母さんは僕に同じ質問をしたんだ。僕はお父さんもお母さんも好きと答えたんだ。お母さんに歌を教えて欲しいと頼んだんだ。歌は朝になってから教えてもらったんだ。」

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一が夜中に突然に起きた時に、敬一の見た夢と同じ出来事があったわ。」

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「お母さんに歌を教えてもらっても、幼すぎて歌の意味は理解できないし歌も覚えられないよね。お母さんに歌を教えて欲しいと話した理由も覚えていないんだ。」

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一も、お父さんのように、お母さんに歌を贈りたかったみたいよ。」

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「夢の内容から考えると、お母さんの話が当たりだと思う。」

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一がお母さんに贈るための歌なのに、お母さんの立場と敬一の立場から詠んだ歌を教えたの。お父さんの立場と敬一の立場から詠んだ歌を教えなかったわ。ごめんね。」

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「お母さんが謝る内容に該当しないよ。」

美鈴は食事をしながら、敬一を微笑んで見た。

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「“天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも”。夢の中でお母さんが僕に教えてくれた歌だよ。」

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「お母さんが敬一に教えた歌の一首よ。」

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで話し出す。

「僕がお母さんの教えてくれた歌を理解できるようになったから、お父さんが思い出せるように夢を見させてくれたのかな?」

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一の話す可能性があるわね。」

敬一は食事をしながら、美鈴を微笑んで見た。

美鈴は食事をしながら、敬一に微笑んで話し出す。

「敬一。今日は斉藤さんの家に早くに行くわよね。早く朝食を食べて準備をしなさい。」

敬一は食事をしながら、美鈴に微笑んで頷いた。

美鈴は食事をしながら、敬一を微笑んで見た。



暫く後の事。



ここは、藤田五郎、妻の時尾、幼い息子の勉の住む家。



藤田五郎の部屋。



藤田五郎はお茶を普通に飲んでいる。

敬一はお茶を微笑んで飲んでいる。



敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎に微笑んで話し出す。

「夜中に幼い僕とお母さんが話す夢を見ました。僕が夜中に起きて、お母さんにお父さんと僕のどちらが好きか質問しました。お母さんはお父さんも僕も両方が好きだと答えました。僕は寂しい気持ちになりました。お母さんは僕に同じ質問をしました。僕はお父さんもお母さんも好きと答えました。お母さんは守る時は、僕を守ると話しました。朝になってから、お母さんに歌を教えてもらいました。朝食を食べながら、お母さんに夢の内容を話しました。実際の出来事だったそうです。」

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一を普通の表情で見た。

敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎に恥ずかしく話し出す。

「お母さんは、僕とお父さんのどちらが好きか質問されて、困ったはずです。幼くても、お母さんは優しくて、僕が好きだと分かるはずです。お母さんに質問した理由が分かりません。恥ずかしいです。」

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一に普通に話し出す。

「怖い夢を見た可能性が有る。何かの理由で目覚めたら、周りが暗いために、怖くなったか可能性が有る。敬一が幼い時の出来事ならば、恥ずかしく思う内容に該当しない。」

敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎を微笑んで見た。

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一を普通の表情で見た。

敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎に微笑んで話し出す。

「勉君に、斉藤さんと時尾さんのどちらが好きか質問したら、どちらも好きと答えますよね。」

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一に普通に話し出す。

「敬一と勉の状況は、大きく違う。勉は、俺も時尾も両方が好きと答える可能性も、時尾が好きと答える可能性もある。俺や時尾に遠慮せずに、勉に質問して良い。」

敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎を僅かに動揺して見た。

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一に普通に話し出す。

「動揺する内容に該当しない。」

敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎を微笑んで見た。

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一に普通に話し出す。

「敬一。お茶を飲み終わったら、剣道の稽古の準備を始める。話の続きは、剣道の稽古が終わってからにする。」

敬一はお茶を飲むのを止めると、藤田五郎に微笑んで話し出す。

「はい。」

藤田五郎はお茶を飲むのを止めると、敬一に普通の表情で頷いた。

敬一はお茶を飲みながら、藤田五郎を微笑んで見た。

藤田五郎はお茶を飲みながら、敬一を普通の表情で見た。



暫く後の事。



ここは、東京。



夜空には、月が輝いている。



ここは、藤田五郎、時尾、勉の住む家。



食卓の有る部屋。



藤田五郎は杯の酒を普通の表情で飲んでいる。

食卓には、酒と肴が載っている。



時尾が藤田五郎の隣に微笑んで来た。



藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾を普通の表情で見た。

時尾は藤田五郎に微笑んで話し出す。

「勉は寝ました。」

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾に普通の表情で頷いた。

時尾は藤田五郎に微笑んで話し出す。

「“天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも”。美鈴さんが幼い敬一君に教えた歌だと聞きました。」

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾に普通の表情で頷いた。

時尾は藤田五郎に微笑んで話し出す。

「幼い敬一君がお父さんのように、大切な人達を守りたい、歌を贈りたい、などと考える言動。分かります。」

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾に普通の表情で頷いた。

時尾は藤田五郎に微笑んで話し出す。

「“天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも”。美鈴さんが幼い敬一君に今の歌を教えた気持ち。分かります。」

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾を普通の表情で見た。

時尾は藤田五郎に申し訳なく話し出す。

「五郎さんは元気で私や勉を守って働いています。失礼な内容を話してしまいました。申し訳ありません。」

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾に普通に話し出す。

「時尾は失礼な内容を話していない。遠慮せずに、続きを話せ。」

時尾は藤田五郎を微笑んで見た。

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾を普通の表情で見た。

時尾は徳利を微笑んで持った。

藤田五郎は杯の酒を飲み干すと、時尾に杯を普通に差し出した。

時尾は酒を微笑んで注いだ。

藤田五郎は杯を持ち、時尾に普通の表情で頷いた。

時尾は徳利を持ち、藤田五郎を微笑んで見た。

藤田五郎は杯の酒を飲みながら、時尾を普通の表情で見た。



「天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも」

沖田総司の居る場所は、敬一の居る場所と美鈴の居る場所からとても離れている。

沖田総司と敬一と美鈴は、居る場所が離れていても、心は通じている。



敬一と美鈴は、春月が沖田総司の想いを受けて贈り物を用意したように思った。




*      *      *      *      *      *




ここからは後書きになります。

この物語に登場する歌は「万葉集 第四巻 五五三番」

「天雲の そくへの極み 遠けども 心し行けば 恋ふるものかも」

ひらがなの読み方は「あまくもの そくへのきわみ とおけども こころしいけば こひふるものかも」

作者は「丹生女王(にふのおおきみ)」

歌の意味は「空の雲が遠ざかってゆく彼方に在るあなたの所は、とても遠いけれども、心が通えるのであなたのことをこうして恋しく思っていられるのですよね。」となるそうです。

原文は「天雲乃 遠隔乃極 遠鶏跡裳 情志行者 戀流物可聞」

大伴家持(おおとものやかもち)に贈った歌だそうです。

「春月(しゅんげつ)」についてです。

「春の夜の月。朧月(おぼろづき)。春の季節。」をいいます。

「春の夜の月。朧月。」の意味の時は、春の季語です。

「慕情(ぼじょう)」についてです。

「慕わしく思う気持ち。特に、異性を恋い慕う気持ち」をいいます。

楽しんで頂けると嬉しいです。





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