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新撰組異聞 〜 紅の花 曼珠沙華 〜


〜 第三版 〜


今は秋。


ここは、京の町。


夏のような暑さが続いている。

秋を実感できない日が続いている。

夏のような暑さの続く日々の中でも、秋の花を見掛ける機会が増えてきた。

今は曼珠沙華の花の咲く姿を多く見掛ける。

曼珠沙華は、夏のような暑さの中で赤色の花を咲かせている。

曼珠沙華の花の咲く姿を見ると秋を感じる。


ここは、町中。


少女は辺りの様子を見ながら、微笑んで歩いている。


少女の後ろから、芹沢鴨のぶっきらぼうな声が聞こえた。

「総司の女。」


少女は不思議な様子で立ち止まった。


少女は後ろを不思議な様子で見た。


芹沢鴨が少女の傍に微笑んで来た。

綺麗な女性も少女の傍に微笑んで来た。


少女は芹沢鴨と綺麗な女性に不思議な様子で軽く礼をした。

芹沢鴨は綺麗な女性に微笑んで話し出す。

「俺達の前に居る子が、噂の総司の女だ。」

少女は下を赤面して見た。

綺麗な女性は少女を一瞥すると、芹沢鴨を見て、芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「先生が、お気に入りの部下と女の子について、楽しく話すので、会う日を楽しみにしていました。可愛いけれど普通の女の子ですね。」

少女は下を赤面しながらも困惑と悲しみの混じる表情で見た。

芹沢鴨は綺麗な女性に普通に話し出す。

「全ての男性は、好きな女性を悪く言われると怒る。総司は怒ると怖い。発言に気を付けろ。」

綺麗な女性は芹沢鴨を僅かに驚いた表情で見た。

芹沢鴨は綺麗な女性に怪しい笑顔で話し出す。

「俺も、お前を悪く言われたら、怒る。」

綺麗な女性は芹沢鴨に抱き付くと、芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「先生。嬉しいです。」

芹沢鴨は綺麗な女性を微笑んで見た。

綺麗な女性は芹沢鴨に抱き付いて、少女に微笑んで話し出す。

「失礼な内容を話したわ。ご免なさい。あなたは、可愛いわ。お世辞ではなくて本当よ。自信を持ちなさい。」

少女は芹沢鴨と綺麗な女性を安心した表情で見た。

芹沢鴨は綺麗な女性に微笑んで話し出す。

「行くぞ。」

綺麗な女性は芹沢鴨から微笑んで放れた。


芹沢鴨は微笑んで居なくなった。

綺麗な女性も微笑んで居なくなった。


幾日か後の事。


ここは、京の町。


夏のような暑さを感じる時はあるが、少しずつ涼しい時が増えてきた。


曼珠沙華の花の見頃は過ぎようとしている。

曼珠沙華の花の綺麗に咲く姿を見る機会は少しずつ減っている。


ここは、町中。


少女は辺りの様子を見ながら、微笑んで歩いている。


少女の後ろから、芹沢鴨の普通の声が聞こえた。

「総司の女。」


少女は不思議な様子で立ち止まった。


少女は後ろを不思議な様子で見た。


芹沢鴨は少女の傍に微笑んで来た。


少女は芹沢鴨に不思議な様子で軽く礼をした。

芹沢鴨は少女を微笑んで見た。

少女は辺りを不思議な様子で見た。

芹沢鴨は少女に意地悪い笑顔で話し出す。

「総司の女。俺が一人で居る状況が不思議なのか?」

少女は下を赤面して見た。

芹沢鴨は少女に意地悪い笑顔で話し出す。

「照れる姿も可愛いな。」

少女は下を赤面して見ている。

芹沢鴨は少女を覗き込むようにして、少女に微笑んで話し出す。

「会う度に、可愛い、から、綺麗、の言葉が似合う姿に変わっている。」

少女は下を赤面して見ている。

芹沢鴨は少女の顎を触ると、少女の顔をゆっくりと微笑んで持ち上げた。

少女は芹沢鴨を赤面しながらも僅かに驚いた表情で見た。

芹沢鴨は少女の顎を離すと、少女の顔に微笑んで顔を近付けた。

少女は芹沢鴨を赤面しながらも僅かに驚いた表情で見ている。

芹沢鴨は少女の顔に顔を近付けて、少女に微笑んで話し出す。

「綺麗になっていく姿を見るのは楽しいが、綺麗になった姿を早く見たい。」

少女は芹沢鴨を赤面しながらも僅かに驚いた表情で見ている。

芹沢鴨は少女の顔に顔を近付けて、少女に微笑んで話し出す。

「総司をけしかけたら、綺麗になった姿を見られるかな?」

少女は芹沢鴨を赤面しながらも僅かに驚いた表情で見ている。

芹沢鴨は少女の耳元に顔を近付けると、少女に微笑んで囁いた。

「更に一回だけ言わせてくれ。俺は綺麗になった姿を早く見たい。」

少女は芹沢鴨を赤面しながらも僅かに驚いた表情で見ている。

芹沢鴨は少女の耳元に顔を近付けて、少女を微笑んで見た。


芹沢鴨の後ろから、土方歳三の穏やかな声が聞こえた。

「芹沢先生。総司や斉藤が、見ているかも知れません。早く止める展開が良いと思います。」


芹沢鴨は後ろを不機嫌な様子で見た。


土方歳三は芹沢鴨と少女の傍に微笑んで来た。


芹沢鴨は土方歳三を不機嫌な様子で見た。

土方歳三は芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「芹沢先生の話す内容。俺も興味のある内容です。今は、残念ながら、公衆の面前です。俺が別な場所で話し相手を務めます。」

芹沢鴨は土方歳三に僅かに不機嫌な様子で話し出す。

「土方は俺の話しを途中で止めた。話し相手が、土方。楽しくない話し相手だ。」

土方歳三は芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「私と続きを話さないのですね。総司に見付かる前に、斉藤に見付かる前に、早く話しを止める展開が良いと思いませんか?」

芹沢鴨は少女の耳元に顔を近付けると、少女に意地の悪い笑顔で囁いた。

「悪かった。総司の女。別の機会に続きを話そう。」

少女は芹沢鴨を困惑した様子で見た。


芹沢鴨は普通に居なくなった。


土方歳三は前を見ながら、後ろに向かって普通に話し出す。

「山南さん。何故、助けないのですか?」


土方歳三は後ろを普通の表情で見た。


山南敬助は脇道から微笑んで姿を現した。


土方歳三は山南敬助を普通の表情で見た。


山南敬助は土方歳三と少女の傍に微笑んで来た。


少女は山南敬助と土方歳三を驚いた表情で見た。

山南敬助は土方歳三に微笑んで話し出す。

「土方さんが直ぐに助けると思った。少しの間、様子を見ると判断した。」

少女は山南敬助と土方歳三を驚いた表情で見ている。

土方歳三は少女を見ると、少女に心配して話し出す。

「大丈夫か?」

少女は地面へと崩れ落ちそうになった。

土方歳三は少女を抱きかかえるようにして受け止めた。

少女は土方歳三に小さい声で話し出す。

「ありがとうございます。」

土方歳三は少女を抱いて、少女に微笑んで話し出す。

「良く耐えたな。」

少女は土方歳三に小さい声で話し出す。

「ありがとうございます。」

土方歳三は少女を抱いて、山南敬助を見ると、山南敬助に普通に話し出す。

「山南さん。申し訳ありませんが、後を頼みます。」

山南敬助は土方歳三に微笑んで頷いた。

土方歳三は山南敬助に少女を預けた。

山南敬助は少女を優しく受け止めた。


土方歳三は普通に居なくなった。


少し後の事。


ここは、小さくて落ち着いた雰囲気の茶店。


山南敬助は微笑んで居る。

少女は疲れた様子で居る。


山南敬助は少女に微笑んで話し出す。

「先程の場所から適度に離れていて、落ち着ける場所。見付からなかった。今の居る店は、比較的落ち着いているが、美鈴さんは落ち着かないかも知れない。少し休んだら、場所を替えよう。」

少女は山南敬助に小さい声で話し出す。

「申し訳ありません。」

山南敬助は少女に微笑んで話し出す。

「先程より元気に見える。安心した。」

少女は山南敬助に小さい声で話し出す。

「土方さんが急に居なくなりました。私を弱くて頼りないと思って呆れたのでしょうか? 総司さんに迷惑は掛からないでしょうか?」

山南敬助は少女に微笑んで話し出す。

「総司に迷惑は掛からない。土方さんは美鈴さんと話す機会が少ない。土方さんが一緒に居ると、美鈴さんが落ち着かないと考えて、居なくなったと思う。」

少女は山南敬助を僅かに安心した表情で見た。

山南敬助は少女に微笑んで頷いた。

少女は山南敬助に小さい声で話し出す。

「芹沢さんに何か遭ったのですか?」

山南敬助は少女を不思議な様子で見た。

少女は山南敬助に小さい声で話し出す。

「芹沢さんは、本当に見たいけれど見られないと思って話していた様子に感じました。」

山南敬助は少女を不思議な様子で見ている。

少女は山南敬助を心配な様子で見た。

山南敬助は少女に微笑んで話し出す。

「美鈴さん。悩むと更に疲れる。今は、休む状況を優先しなさい。」

少女は山南敬助に小さい声で話し出す。

「はい。」

山南敬助は少女を微笑んで見た。


同じ頃。


ここは、屯所。


芹沢鴨の居る部屋。


芹沢鴨は僅かに不機嫌に居る。

土方歳三は普通に居る。


土方歳三は芹沢鴨に普通に話し出す。

「あの子は普通の子です。加減をして接してください。」

芹沢鴨は土方歳三にぶっきらぼうに話し出す。

「今まで何も起きていない。加減をする必要はないだろ。」

土方歳三は芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「何か起きてからでは遅いです。今日は少し派手に感じました。総司と斉藤が、今日の出来事を知ったら、本当に斬られます。」

芹沢鴨は土方歳三にぶっきらぼうに話し出す。

「加減をしても、加減をしなくても、遅いか早いかの違いになるだけだろ。」

土方歳三は芹沢鴨を普通の表情で見た。

芹沢鴨も土方歳三を普通の表情で見た。

土方歳三は芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「あの子の負担になる接し方をして、総司や斉藤や山南さんに、斬られる。芹沢さんの望みですか?」

芹沢鴨は土方歳三にぶっきらぼうに話し出す。

「嫌に決まっているだろ。」

土方歳三は芹沢鴨を微笑んで見た。

芹沢鴨は土方歳三に不思議な笑顔で話し出す。

「俺を斬りそうな人物。更に一人。居る。」

土方歳三は芹沢鴨を普通の表情で見た。

芹沢鴨は土方歳三に不思議な笑顔で話し出す。

「俺の目の前に居る人物だ。」

土方歳三は芹沢鴨を普通の表情で見ている。

芹沢鴨は土方歳三に微笑んで話し出す。

「土方の話すとおり、他人の女性に手を出して斬られるのは嫌だ。少しの間は自重する。」

土方歳三は芹沢鴨に微笑んで話し出す。

「少しの間の自重ではなく、ずっと自重してください。」

芹沢鴨は土方歳三を面白くない表情で見た。

土方歳三は芹沢鴨を微笑んで見た。


数日後の事


ここは、屯所。


近藤勇の部屋の前に在る縁。


沖田総司は考え込む仕草を見せながら、部屋から出てきた。


沖田総司は考え込みながら軽く息をはいた。


沖田総司は普通に歩き出した。


僅かに後の事。


ここは、屯所。


縁。


斉藤一は普通に歩いている。


沖田総司が考え込みながら歩く姿が見えた。


沖田総司は斉藤一を微笑んだ表情で見た。


沖田総司と斉藤一は、話しが出来る距離まで近付いた。


沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。

「近い日に宴会が催されるそうです。斉藤さんと途中で別行動になるかも知れないそうです。寂しいです。」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

沖田総司は斉藤一に微笑んで話し出す。

「少し時間が出来たので、鈴ちゃんと話します。斉藤さん。後で再び話しましょう。」

斉藤一は沖田総司に普通の表情で頷いた。


沖田総司は微笑んで居なくなった。


幾日か後の事。


ここは、京の町。


突然に雨が降り始めた。


屯所。


芹沢鴨は辺りを真剣な表情で見た。


芹沢鴨の前に、見慣れた仲間達が真剣な表情で現れた。


沖田総司は芹沢鴨を見ながら、冷たい表情で刀を抜いた。

芹沢鴨は沖田総司を見ながら、険しい表情で刀を抜いた。

沖田総司は芹沢鴨に冷たい表情で素早い動きで斬り掛かった。

芹沢鴨は沖田総司を険しい表情で斬ろうとした。


沖田総司の口元に、芹沢鴨の刀の刃先が微かにかすった。


沖田総司の口元から、僅かに血が流れた。


土方歳三が芹沢鴨に鋭い表情で素早い動きで斬り掛かった。


芹沢鴨は見慣れた仲間達を睨みながら、次々に向かってくる刀を受けながら、斬り掛かっていく。


数日後の事。


ここは、沖田総司と少女が良く訪れる寺。


境内。


沖田総司は微笑んで居る。


沖田総司の口元には切り傷がある。


少女は考えながら居る。


少女は沖田総司に心配して話し出す。

「総司さん。口元を怪我しています。大丈夫ですか?」

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「大丈夫だよ。」

少女は沖田総司の腕を心配して掴んだ。

沖田総司は少女を抱くと、少女に寂しく呟いた。

「鈴ちゃん。少しだけ、今のまま居ても良いかな?」

少女は沖田総司の腕を放すと、沖田総司に心配な表情で小さい声で話し出す。

「はい。」

沖田総司は少女を僅かに強く抱きしめた。

少女は沖田総司を心配して見た。


少し後の事。


ここは、沖田総司と少女が良く訪れる寺。


境内。


沖田総司は少女を僅かに強く抱きしめている。

少女は心配な様子で居る。


沖田総司は少女をゆっくりと放した。

少女は沖田総司を心配して見た。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「任務の関係で、真剣を使用する稽古を行う時があるんだ。先日は斉藤さんが相手だったんだ。斉藤さんは強いから私も真剣になるんだ。避けきれずに口元を怪我してしまった。」

少女は沖田総司を心配して見ている。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「真剣で真剣に稽古を行う。面白く感じるね。」

少女は沖田総司を不安して見ている。

沖田総司は少女の手を優しく微笑んで握った。

少女は沖田総司を不安な様子で見た。

沖田総司は少女の手を握り、少女に微笑んで話し出す。

「怪我をしている姿を見たら、心配するよね。明るく話してご免ね。今の程度の怪我は、みんなが経験しているんだ。心配しないで。」

少女は沖田総司を不安な様子で見ている。

沖田総司は少女の手を優しく握り、少女を微笑んで見た。

少女は沖田総司に不安な様子で話し出す。

「総司さん。本当に大丈夫ですか?」

沖田総司は少女の手を握り、少女に微笑んで頷いた。

少女は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は少女の手を握り、少女を微笑んで見た。


少女の視線に、曼珠沙華の花の咲く姿が入ってきた。


少女は曼珠沙華の花を見ながら、沖田総司に微笑んで話し出す。

「総司さん。今の時期に曼珠沙華の花が咲いています。とても珍しいですね。」

沖田総司は少女の手を握り、曼珠沙華の花を見て、少女に微笑んで話し出す。

「本当だ。珍しいね。」

少女は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は少女の手を握り、少女を微笑んで見た。


曼珠沙華の花が、艶やかに咲いている。

曼珠沙華の花が、静かに咲いている。

曼珠沙華の花が、誰かの想いを受けたように咲いている。

曼珠沙華の花が、沖田総司と少女を見守るように咲いている。




*      *      *      *      *      *




ここからは後書きになります。

この物語は既に掲載している物語の再改訂版です。

改訂前の展開や雰囲気を出来るだけ残して改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上、ご了承願いします。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。

芹沢鴨さんの暗殺の前後の物語です。

芹沢鴨さんは、文久三年九月十八日(1863年10月30日)に暗殺されたそうです。

近藤勇さんと土方歳三さんは、近藤勇さんの一派の中から、腕の立つ者を選んで芹沢鴨さんの暗殺を実行します。

この暗殺の任務に就いた人物は、山南敬助さん、土方歳三さん、沖田総司さん、原田左之助さん、とされています。

初太刀は沖田総司さん、二太刀目は土方歳三さん、といわれます。

沖田総司さんは、この時に芹沢鴨さんから鼻の下(口の上辺)を傷つけられたといわれています。

芹沢鴨さんは壬生浪士組(後の新撰組)では、暴れて、乱暴して、人を斬って、などと、やりたい放だったそうです。

そのため、元から乱暴者の説、切れ者過ぎて乱暴している説、など、いろいろな説があります。

新撰組の隊士の中では評価の分かれる人物だと思いますが、良い評価をしている人は少ないように思います。

斉藤一さんは芹沢鴨さんの暗殺の任務には直接的には就いていないようです。

暗殺の任務に就かなかった説は、いろいろとあるようです。

説の一つに、芹沢鴨さん一派に近付いていたために、暗殺に就かなかった、があります。

剣の腕の立つ斉藤一さんが、芹沢鴨さんの暗殺の任務に就かないのは不思議に思います。

「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)[別名:彼岸花(ひがんばな)]」の花は、「天上の花」の意味があります。

おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくるという仏教の経典からきている名前だそうです。

芹沢鴨さんの暗殺時には、「曼珠沙華」の花が咲く姿を見る機会はほとんどないと思います。沖田総司さんと鈴ちゃんは、季節はずれに咲く「曼珠沙華」の花を見付けた設定です。

芹沢鴨さんをイメージして真っ赤な曼珠沙華の花を登場させました。

楽しんで頂けると嬉しいです。





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