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(12)身長制度・中文読解 まとめ(12) 制限時間8分 2002年5月5日 更新
TEXT 先日、新聞にこんな記事がありました。 「国際バレーボール連盟が身長を制限した「チャレンジバレーボール」の導入を決めた。男子が185センチ、女子は175センチまでという枠を設け、低身長者にもチャンスを広げる試みだ」と。(朝日新聞2002年4月13日「Saturday Wide」より引用) しかし、これは当然のことで、どうしていままで放置されてきたたのか不思議です。柔道、ボクシング、重量挙げなどは、体重によってクラスが分けられています。ところが、バレーボールやバスケットボールは背の高い選手も低い選手もいっしょにプレーしています。アメリカのプロバスケットボールはとても人気があるそうですが、あんなつまらないゲームを興奮して見ている人の気がしれません。あれは背の高い男が絶対に有利なゲームです。バスケットボールのゴールリングの高さは3.05メートルです。身長2.10メートルの大男なら手を伸ばして、ちょっとジャンプすればゴールリングに手が届いてしまいます。ところが、1.80メートルの男は2.10メートルの男に対抗するために、30センチの身長差を縮める訓練をしなくてはいけません。これはナンセンスです。 私はスポーツが好きですが、体の大きさの違いをまったく考慮しないのは問題だと思っています。今のままでは体の小さい我々アジア人は絶対に不利で、体の大きい欧米の選手は常に有利です。両者の身長の平均値は詳しくはわかりませんが、たぶん、10センチぐらいの差はあるでしょう。どんなに訓練をしてもこれを縮めることはできないと思います。 もし、今回の国際バレーボール連盟の試みのように、身長制限をすれば、体の小さい選手も十分に力を発揮することができます。柔道や重量挙げなどのように細かく分ける必要はありませんが、少なくとも、大中小三つぐらいのクラスに分けてもいいのではないかと思っています。 |
WORD 先日(せんじつ) 記事(きじ) 国際(こくさい)バレーボール連盟(れんめい) 身長(しんちょう) 制限(せいげん)した 導入(どうにゅう) 決(き)めた 男子(だんし) 女子(じょし) 枠(わく) 設(もう)け 低身長者(ていしんちょうしゃ) 広(ひろ)げる 試(こころ)み 当然(とうぜん) 放置(ほうち)されて 不思議(ふしぎ) 柔道(じゅうどう) 重量(じゅうりょう)挙(あ)げ 体重(たいじゅう) 背(せ) 選手(せんしゅ) 興奮(こうふん)して 気(き)がしれません 絶対(ぜったい) 有利(ゆうり)な | 身長(しんちょう) 大男(おおおとこ) 伸(の)ばして 手(て)が届(とど)いて 対抗(たいこう)する 身長差(しんちょうさ) 縮(ちぢ)める 訓練(くんれん) ナンセンス 違(ちが)い 考慮(こうりょ)しない 不利(ふり) 欧米(おうべい) 選手(せんしゅ) 常(つね)に 有利(ゆうり) 両者(りょうしゃ) 平均値(へいきんち) 詳(くわ)しく 差(さ) 今回(こんかい) 身長制限(しんちょうせいげん) 発揮(はっき)する 細(こま)かく 大中小(だいちゅうしょう) |
QUESTION TEXTと内容が同じになるように、かっこに言葉を入れてください。 (1. )の違いは、どんなに(2. )しても縮めることはできないだろう。 1.6メートルの人が訓練して、2メートルになったという話は聞いたことがない。柔道や(3. )、(4. )などは(5. )でクラスを分けているが、バスケットボールや(6. )は、(7. )も(8. )もいっしょにプレーする。 これでは我々アジア人は(9. )で、欧米人は(10. )である。 |
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