このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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マレーシア鉄道の旅 第2回目 
クアラ・ルンプール(Kuala Lumpur)−コタ・バル(Kota Baru)
part 1
2006年10月12日〜16日




(1)クアラ・ルンプール中央駅
 


クアラ・ルンプール中央駅地下長距離列車専用ホームです。
待機中の列車はシンガポール行き急行列車、
これに乗車して、グマス(Gemas)で東海岸線に乗り換えます。
この列車はクアラ・ルンプール朝8時30分出発、
14時59分、シンガポールに到着します。
途中グマス(Gemas)には11時09分に到着します。






(2)シンガポール行き急行列車に乗って、グマスへ

  クアラ・ルンプールを出発し、カジャン、セレンバン、タンピンを通り、11時09分にグマス(Gemas)に到着しました。


 列車の行先表示。途中で降りるのがもったいない。
 シンガポールまでの所要時間は約7時間。
 客車の内部。
 掃除が行き届いており、大変清潔でありました。
 座るところはこんなふうになっています。
 客車は韓国製。





(3)グマス(GEMAS)の駅に着きました



 グマス駅舎と駅前。特にこれといって特徴のない駅でありました。

 駅のホームから駅改札口を見たところです。
 駅の切符売場。
 一日数本の汽車しかないので、のんびりしていますね。
 グマス駅ホーム。線路は合計3本あります。機関車がポツンと止まっていました。
 こちらには蒸気機関車が博物館の展示物のように止まっています。
 たぶんこれはもう使っていないと思われます。
 ちょうど、オリエント特急列車が通り過ぎて行きました。
 この列車はクアラルンプール、バターワース、ハジャイを通り、バンコクまで行きます。
 途中、クワイ川の鉄橋観光がオプションで付いています。
 こどもが珍しそうにオリエント特急列車を眺めていました。






(4)グマスの町、点描。

 グマスはシンガポール−クアラルンプール(南北縦貫鉄道)とコタバルに向かう東部海岸線の分岐駅であります。



 グマスの夜店。客の大半はマレー系の人々でありました。
 というのも、この月は断食月で、みなさん、夜食の買い出しに来ているのでありました。

 大きな洗面器のような機械がココナッツの白い果肉を削り取るもの。
 洗面器の中央にある丸いものが回転します。ココナッツをその丸い球にかぶせます。すると、果肉が削り取られて下にたまります。
 昔ながらの商店街などでたまに見ることができます。
 グマスの商店街。殆ど、中華系の人々が商店を経営しています。
 グマスの古い町並み。




(5)グマスよりコタバルへ

 グマスからコタバルに向かいます。朝8時15分発のディーゼル列車。コタバルには夜の10時過ぎに到着しました。列車はプランテーションとジャングルの中を疾走します。途中、クアラ・リピス(Kuala Lipis)あたりでパハン川(Sungai Pahang)沿いを走り、少し変化のある車窓風景が見られます。


 この列車がコタバル行きの列車です。一日一本しかありません。

 グマス駅の看板です。
 途中の名もない駅です。
 ジャングルの開けたところで、停車しました。ホームも何もありません。客は適当に飛び降りて、何事もなかったように、ジャングルの中に消えていきました。
 ここは比較的立派な駅です。名前ははっきりしません。

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