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メコンの旅    PART 1















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 にほんごのひろば・主人は、現在、仕事でカンボジア王国・プノンペン市に来ております。

 今回のメコンの旅は、フェリーに乗って、トンレサップ川、メコン川を横断し、対岸の小さな町までであります。プノンペン市内側から、メコン川の対岸へ行くための橋はなく、このフェリーが唯一の交通手段だそうです。



コン川・フェリーの旅

 今回の旅は、メコン川を横断するフェリーの旅である。メコン川とトンレサップ川の合流点は、上の地図のようになっている。フェリーは二つあり、赤点線の①と②である。薄い茶色の部分がプノンペン市内である。フェリー①は中央の赤丸のところから出発し、川を下り、合流点のあたりで旋回し、やや北上して、メコン川の対岸の船着き場に到着する。今回の旅は、このフェリー①の旅である。

 
 手前の川はトンレサップ川。トンレサップ湖から流れ、プノンペン市王宮の前でメコン川と合流する。対岸は中の島ではなく、トンレサップ川とメコン川に挟まれた、長大な半島の先端である。(地図で確かめてください)
 現在は乾期なので水量が非常に減少している。対岸の緑の部分は雨期の時は水没する。(2009年2月14日)



 
 さらに、半島の先端に進むと、向こう側にメコン川が見えてくる。トンレサップ川とメコン川の合流地点の川幅は、約2キロぐらいである。(2009年2月14日)


 
 画面の右側がほほ合流地点である。中央の緑の島は、長大な半島の先端である。雨期の時は、この緑地帯は水没する。今回のフェリーのメコン横断の旅は、遠くにかすかに見える小さな町が終点である。合流した川は、再び二つに分かれ、メコン川とバサック川になる。(2009年2月14日)





 
 ここがトンレサップ側の船着き場である。接岸というよりは、乗り上げている、という印象である。このフェリーには、乗客はもちろん、自動車、自転車、オートバイ、物売りなど、種々雑多の客が乗っている。出発は午前10時半ごろであった。(2008年12月10日)


 
 トンレサップ川対岸に並ぶ、高床式の家。船をを繋留しているようには見えないので、いわゆる水上生活者ではなさそうである。しかし、水量が増してくると、流れも強くなるので、流されてしまいそうな気がする。(2008年12月10日)


 
 戻りのフェリーが着岸した。どうやら、フェリーは二艘準備されているようだ。このフェリーは、客を降ろすと、岸を離れ、川の中程まで移動し、待機していた。私達のフェリーが出船するじゃまにならないようにである。私達のフェリーは、初め後退して岸を離れ、それから、大きく右に回転して、川下に向かった。(2008年12月10日)


 
 向こうに見えるのは、トンレサップ川にかかる橋、日本カンボジア友好橋である。日本のODA援助で造られた橋である。この橋のおかげで、画面右側の地域(トンレサップ川とメコン川にはさまれた長大な半島の先端部分)が、プノンペン市内と結ばれた。現在、各所で開発が進められている。(2008年12月10日)







 フェリーの中の風景
二階船室の様子。いろいろな物売りの人がやってくる。この天秤をかついでいる人は、お菓子などを売っている。(2008年12月10日)


 モスリムの女性も多く見かけた。川岸にはイスラム教の人が多いようだ。モスクをいくつか見ることができる。
(2008年12月10日)



 かご売りのおっちゃん。それとも、卸し屋さんだろうか。(2008年12月10日)



 「貝」を売っているオバチャン。炎天下にさらして、腐敗しないのだろうか。これはまだ食べたことがない。(2008年12月10日)



 靴磨きのオニイチャン。サンダルを磨いてもらう人もいるのには驚いた。(2008年12月10日)









メコン川とトンレサップ川の合流点付近
(2008年12月10日)


メコン川とトンレサップ川の合流点付近から、トンレサップ川を望む。右側の陸地は長大な半島の先端部分である。メコン川とトンレサップ川の合流点付近から、メコン川を望む。右に見える船の向こうがメコン川である。中央の中の島は、半島部分の先端のまた飛び地である。なにか、作物が植えられいるように見えた。












 
合流点付近から、プノンペン市内を見る。正面の建物は「カンボジアナホテル」である。(2008年12月10日)



メコン川対岸の船着き場。川を越えると、そこは純然たる農村地帯が広がっている。(2008年12月10日)



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