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マレーシア6 バトゥ洞窟
2006年9月16日(土)。観光二日目である。
まず最初に向かったのはバトゥ洞窟だ。ホテルを出てモノレールに乗り、Titiwangsa駅で下り、タクシーでバトゥ洞窟に向かった。このTitiwangsa駅のそばに湖があり、水面に映る ペトロナス・ツインタワー は絶景なのだそうだが、今回行けなかったのは残念である。
入口から
バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地である。マレーシアには宗教が混在しているが、やはり中心はイスラム教であり、マレー人はイスラム教信者が多い。インド系はヒンドゥー教、中国系は仏教であり、イギリス統治の影響からキリスト教も多いという。ヒンドゥー教は日本人には馴染みがないが、とりあえずブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3神を中心とした多神教と覚えておけばよいのではないか。昨年僕が訪れた アンコール・ワット はヒンドゥー教の遺跡である。
門に立つ黄金の像は2006年の建設だそうだ。Lord Muruganというヒンドゥー教の神の像であり、その高さは42.7メートルである。ちなみに 奈良の大仏 は14.7メートル、 鎌倉の大仏 は11メートルなので、奈良の大仏の3倍であり、すなわちかなり巨大な像である。僕は直接見たことは無いが、 自由の女神 は46.05メートルだそうなので、ほぼ同じ大きさである。ちなみに世界一高い像はギネスブックも認定の牛久大仏で、高さ120メートル(本体100メートル、台座20メートル)である。
入口
洞窟へと登る階段は全272段あり、かなりの急勾配である。ヒンドゥー教徒は、この階段をはだしで上っていく。
階段の上から
階段を上り切ると、いよいよ洞窟の入口である。
バトゥ洞窟の入口
上の写真から歩を進めると、下の写真である。ヒンドゥー教の聖地が一目で見渡せる。左の写真は入口から撮ったもの、右の写真は洞窟を通り抜けてから振り返って撮ったものだ。
入口 洞窟内の寺院
(写真奥が入口)
下の写真は両方とも洞窟から見上げた写真なのだが、地理関係がよく分からなくなってしまった。同じ場所から方向を変えて撮ったものなのか不明である。それにしても歳は取りたくないものだ。
洞窟はもっと奥まで続くのかと思っていたが、予想に反してここで行き止まりであった。川口浩探検隊(古い?)の気持ちがもっと味わえるのかと思っていたので、若干期待外れであった。
バトゥ洞窟から見上げた写真
洞窟内には尻尾の長い猿が生息している。たまに観光客の手荷物を奪うなどのイタズラをするそうなので、要注意だ。
洞窟内に居住する猿
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