周荘を１６時頃に出たものの、帰り道は結構渋滞し、外灘に着いたのは１８時頃であった。上海に来たからには、外灘はどうしても外せない。ここに来なければ、上海に来た意味がないと思うのだ。
外灘から浦東地区を観るのは２年半ぶりである。今回は残念ながら昇る時間がなかったが、東方明珠塔（ ２００２年 ・ ２００４年 ）がそびえ立っている。
ここで定点観測として、過去２回分と並べてみよう。
２００２年９月５日
２００４年１０月１１日
２００７年３月１７日
いつ来ても思うのだが、未来都市の浦東地区の対岸に１９２０年代の外灘が有るのが素晴らしい。僕の知る限り、アジアで最高の散歩道である。
外灘
少し歩を進めると、 金茂大厦 の右側に、建築中の高層ビルが見えてくる。 上海環球金融中心 （別名上海ヒルズ）だ。施主は森ビルで、２００８年４月に開業予定である。完成したら地上１０１階、高さ４９２メートルである。 台北１０１ は惜しくも追い抜けないものの、世界第２位の高さになる。（ただし、ドバイに８００メートル前後のビルが建設中。）
上海環球金融中心
外灘から浦東地区を眺めると、自分が中国にいるという気がしなくなってくる。東方明珠塔は東京タワーより１３５メートルも高い。新宿よりも高いビルが林立している。まさに未来都市である。世界中のビジネスマンと観光客を引き付ける景色だ。
浦東地区
今回は出張ついでということもあり、慌しいスケジュールになってしまった。夜景を撮影することが出来なかったのも残念である。すぐにでも、また訪問したいところだ。
