このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

タイ−15 ワット・アルン編(その1)

 ワット・ポーの出口から、ワット・アルン行きの渡し船乗り場までは徒歩で5分ほどの距離だ。

 今回のタイ旅行では、船に乗る機会が多かった。 アユタヤカンチャナブリー に次いで3回目である。観光は実質3日なので、1日につき1回の計算である。日本では滅多に船に乗らないだけに、いい経験であった。

渡し船

 渡し船乗り場は、ゴミゴミした店の間を通り抜けていくので、視界が狭い。船に乗って視界が開けてから、ワット・アルンが見えることに気付いた。

船から見たワット・アルン

 この景色が見たくて、タイに来たようなものだ。大仏塔と、それを取り巻くように4基の小仏塔が立っている。この景色は10バーツ硬貨に描かれている。

 ワット・アルンは、三島由紀夫の小説「暁の寺」の題材となったところで、朝陽や夕陽をバックにすれば、さぞかし美しい写真を撮ることが出来たに違いない。僕が行ったのは、残念ながら曇天の16時過ぎであった。

 タイと日本の時差は2時間である。仮にタイの日の出が6時としても、日本時間では8時。1時間前にホテルを出るにしても、それほど早起きというわけではない。

確か下流方面

 渡し船に乗っている時間は10分足らずだったと記憶している。乗り場で下りると、ワット・アルンまで歩いていく途中に、ラーマ2世の銅像が立っている。この銅像だが、ラーマ2世である証拠が残念ながら無い。掲示板を撮り忘れてしまい、僕のうっすらとした記憶が頼りである。 オフィシャルホームページ も探してみたのだが、この銅像は取り上げられていない。
 ただ、大仏塔はラーマ2世のときに建設が始まり、また、ワット・アルンはラーマ2世の菩提寺であるとのことから、この銅像がラーマ2世である可能性は高い。

確かラーマ2世

 下の写真は、入口そばから見たワット・アルンである。この右手にラーマ2世の銅像が立っている。

入口そばから見たワット・アルン

 次ページでワット・アルンをご紹介したい。




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