このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

台湾37 平渓線編(十分)

  平渓駅 から平渓線に乗って、嶺脚駅、望古駅の次が十分駅である。十分駅の先に観光スポット「十分大瀑布」が有るため、ここで下りることにした。駅のホームからは静安吊橋が見える。吊橋の下を流れるのは基隆河で、台北市内に至る。

十分駅のホームから見た静安吊橋静安吊橋
 

 吊橋からは十分駅が見えた。ところで、観光地である 九フン のフンはニンベンに分であり、あえて書くのであれば「イ分」だ。一方、こちらの十分駅は、比較的近くにあるにもかかわらず、ニンベンが付かない。

十分駅

 十分駅に戻って歩き出すと、商店街の真中を線路が横切っているのが見える。平渓線の開通は1921年なので、線路が敷設されてから、それを挟むように商店が立ったのだろう。十分大瀑布に向かう観光客は、みな線路の上を歩いていく。上の写真を見れば分かるとおり、下には車道が走っているのだが、線路を歩いた方が便利なのであろう。そして、線路を歩く人が多いので、商店街が形成されたのではないかと勝手に推測する。
 商店街の中を走る列車を撮りたかったが、1時間に1本も走っていないので、残念ながら諦めた。

十分駅そばの街並

 右下の写真は、左下の写真を撮ってからしばらく歩いて、振り返って撮ったものだ。線路に覆いかぶさる木を見れば、位置関係が把握できると思う。

十分駅そばの街並

 十分駅から十分大瀑布までは、歩いて十分以上はかかった。


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