このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

シンガポール−3 マリーナ・ベイ・サンズ編(その1)


  前のページ で「絶対に次の出張では時間を作って、巨大マーライオンの写真を撮ってくるので期待していただきたい。」と書いてから、はや11年。その間、シンガポールに行く機会は1回もなかった。引っ越し前のマーライオンのまま、更新できないのが気になっていた。



 2012年2月29日(水)。この日、東京には雪が降り、交通機関の乱れが発生した。

 定時にきっちり仕事を終えて、会社を出た。2011年8月の プーケット と同じく、夜行便での移動である。最寄駅から羽田空港まで1時間に1本、直行バスが出ている。遅れている可能性があることから、当初の予定より1時間早いバスで行くことにした。
 最寄駅のバス停の列に並んだものの、出発時間になってもバスが来ない。係員によると、通常ルートの首都高速が通行止めで遠回りを余儀なくされており、遅れているとのことであった。
 それでもバスは15分ほどの遅れでやってきた。羽田空港までの道は空いており、とりあえず一安心だ。搭乗時間には余裕で間に合った。

 今回は、業務上の出張ではなく、旅行である。有給休暇を消費する必要が生じたため、年度末の3月に2日間の休暇を取った次第だ。行先で悩んだが、11年ぶりにシンガポールに行くことにした。
 せっかく2人で行くのだから、今話題のホテルである マリーナ・ベイ・サンズ に1泊することにした。宿泊料がものすごく高いのではないかと危惧していたのだが、Premierという部屋で1泊約25,000円(税金・サービス料込)であった。

 シンガポールのチャンギ空港には3月1日(木)の午前6時過ぎに着陸した。空港のバス停からマリーナ・ベイ・サンズまで無料送迎バスが出ている。空港の外に出ると、アジア特有の蒸し暑さであった。雪の降った羽田から一眠りしたら30度のシンガポール。余計に暑く感じた。

 バスに乗ってから15分ほどで、マリーナ・ベイ・サンズが見えてくると、車内で歓声が上がった。それから5分ほどで、ホテルの地下の駐車場に着いた。エスカレーターから上がっていくと、開放的なロビーである。

ロビー

 フロントに行ったところ、まだチェックインはできないとのことで、2階の待合室のようなところに通された。他にも客はいるものの、トイレや洗面室を使えるので、冬服から夏服に着替えることができる。

 とりあえず荷物を預けて朝食を取ることにした。ホテルのロビーの朝食は高いので、隣接したショッピングモールに行ってみた。午前8時頃では開店前ということで、観光客も少なく、閑散としていた。
 それにしても、このショッピングモールは広かった。高級ブランド店がずらりと並んでいる。ゴンドラで水路を進むこともできる。

ショッピングモール

 中には開業準備中の店もあった。

開業準備中

 フードコートの案内を見付けたので、その方向に歩いてみても、なかなか着かなかった。やっとフードコートまで来たところ、午前8時過ぎということで、ここも半数以上の店は営業していなかった。開いている店でお粥を注文したところ、結構おいしかった。


 腹ごしらえも済んだところで、まだ部屋には入れないので、マリーナ・プロムナードを散歩することにした。



 

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