このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

マカオ−6 グランド・リスボア編

  カレー・クラブ に舌鼓を打った後、マカオの市街を散歩した。
 
 10年前と比較して驚いたのは、カジノが巨大化したことだ。半島部のランドマークは、なんといってもこのグランド・リスボアであろう。高さ258メートル、52階建てのビルでカジノの上はホテルとなっている。ミシュランの星を獲得したレストランも入っている。デザインは蓮をモチーフとしているとのことだ。

グランド・リスボア側面から

 ここを訪問したのは2011年4月22日(金)。東日本大震災の1か月後で、日本では計画停電を実施していた。節電モードの日本から一転、ド派手な電飾を見て目が眩んだ。確かにショボいカジノにはあまり入る気がしない。

きらびやかな夜景

 グランド・リスボアの手前にある円形のビルが、リスボア・ホテルである。 10年前 は、リスボアがランドマークであった。ここのカジノで遊んだのだけれど、予算の関係で別のホテルに宿泊した。
 今回は、グランド・リスボアが出来たためか、10年前より宿泊費が安くなっており、リスボア・ホテルに泊まった。スーペリアルームで1泊20,000円ほどであった。マカオのフェリー・ポートから無料送迎バスが出ているのも素晴らしい。

リスボア

 グランド・リスボアの正面に回ってみたところ、電飾はさらに輝きを増していた。やや分かりにくいが、漢字が3文字書かれているのがお分かりいただけると思う。これは「新葡京」で、グランド・リスボアの中国名だ。

正面

 グランド・リスボアの中に入ると、マカオのカジノ王と呼ばれるスタンレー・ホーの銅像があった。

スタンレー・ホー

 内部は写真撮影禁止であった。その活気をお見せできないのが残念だ。グランド・リスボアは3〜4フロアがカジノだったと記憶している。各フロアの広さは圧巻である。ルーレットやスロットがずらっと並ぶ光景は壮観だ。それを取り囲む人だかり。テーブルの周囲を欲望が渦巻いているような気がしてくる。
 とりあえず10,000円をチップに替えてみた。やってみるのはもちろん「大小」だ。確かミニマム・ベットはHK$200(約2,000円)で、 10年前 のHK$50より値上がりしていた。サイコロの目が大か小かを選ぶという当たる確率2分の1の賭け方をしたのだが、無残にも4連敗か5連敗し、あっという間にチップが無くなった。今日はついていないと判断し、早々と撤退した。HK$50ならもう少し楽しめたのに、と愚痴の一つも言いたくなった。



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