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中国(上海・蘇州・無錫)−7 浦東地区編
ここで、 前ページ の写真を再度ご覧いただきたい。
夜の浦東地区
外灘から
超高層ビルの多さに気づかれると思う。写真で見るとあまり高く感じられないかもしれないが、そもそも東方明珠塔は468メートルである。その半分くらいの高さのビルがこれだけあるのだから、実際に見たときの迫力は相当なものだ。
上の写真は黄浦江を挟んだ外灘から撮ったものだが、外灘観光随道で黄浦江の下をくぐり、浦東地区から撮ったのが下の写真である。
夜の浦東地区
地区内の一箇所から左・前・右を向いて撮った3枚の写真。
ビルの高さといい、形状の面白さといい、ネオンの派手さといい、新宿を凌いでいると言っても差し支えないであろう。
この景色を見ると、つい 香港 と比較したくなってしまう。上海は黄浦江、香港はVictoria Harbourが有り、両都市ともに水面の向こうに高層ビル群が見えるといった共通点もある。水面の上には大きな空間があるので視界を遮るビルは無く、かつ水面にネオンが反射されてよりいっそう美しく見える。高層ビル群を見るには絶好の立地条件である。
ただ、香港は背後に山が迫っているのでこれ以上の拡張は難しい。しかも香港島から九龍側を見てもそれほど美しいというわけではない。これに対し、上海はまだまだビルを建てる土地が残っており、かつ浦東地区から川を挟んで見えるのは外灘のアールデコ調建築群である。上海に分が有る、と言わざるをえない。上海が世界三大夜景に食い込む日もそう遠くないと思われる。
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