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20. アルコール分解不全症候群(その7)
今日(2004年9月21日)、またまた衝撃的な記事を発見した。
ほろ酔いは脳梗塞注意信号 分解遅い遺伝子で危険2倍
アルコールを分解するのが遅い酵素の遺伝子を持ち酒の酔いが持続しやすい男性は、脳梗塞(こうそく)になる危険性が2倍とする疫学調査の結果を、日本医大(太田成男教授)と国立長寿医療センター(下方浩史研究部長)が21日まとめた。
このタイプは日本人男性の約4割に当たり、ほろ酔い状態が続くため、酒量が増えたり二日酔いになったりしやすい。
脳梗塞の危険因子は、喫煙や飲酒、肥満、糖尿病などとされてきたが、今回は遺伝子の要素が強いという結果となった。太田教授は「(脳梗塞の一因となる)コレステロールの代謝に酵素が関係しているのかもしれない」としている。
(共同通信) - 9月21日17時48分更新
以前ご報告した通り、酒に弱い人は ガン になりやすい。 アルツハイマー にもなりやすい。今度は脳梗塞ときた。
脳梗塞 : 脳の血管が詰まり、そこから先の血行が阻害されるために脳の機能が障害された状態。脳血栓と脳塞栓とがある。 「大辞泉」より
最近、記憶力が衰えたような気がするのは、このためか。飲めない人は、脳が劣化するようである。
せめて、「飲めない人は、飲める人よりも心臓が丈夫である。」というような発見でもなされないものだろうか。飲める人よりも動悸が激しくなるので、心臓を鍛えているような気がする。スポーツ心臓と同じ理屈である。
もしくは、飲めない人の方が平均寿命が長い、飲めない人の方が胃腸が丈夫である、飲めない人の方が糖尿病になりにくい、というような学説はないものだろうか。
そうでなければ、飲めない人があまりにもかわいそうではないか。
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