このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
一茶ゆかりの地
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東京
多田薬師跡
駒形橋
を渡ると、墨田区。
墨田区東駒形1−4、14、15、本所保健センター(旧本所保健所)界隈が多田薬師跡である。
今では跡形もない。
寛政2年(1790年)8月初旬、
夏目成美
は多田薬師に隣接して法林庵(随斎)を設けた。小林一茶は、この庵で催される句会等に足繁く通った。
文化3年(1806年)7月2日、多田薬師で
元夢
七年忌。
二日 元夢七年忌 多太
(田)
薬師ニ有
浅々の蕣
(あさがほ)
好やけふも咲
『文化句帖』(文化3年7月)
秋風の吹行多太
(田)
の薬師哉
『七番日記』(文化7年8月)
翌20日、一茶は馬橋へ、22日には布川へ。
はつ厂に多だ
(田)
の薬師の帰帆哉
『七番日記』(文化7年9月[文化13年6月之部])
文化13年(1816年)11月19日、一茶は布川で成美の死を知る。
[十]九 晴 布川ニ入 成美没
『七番日記』(文化13年11月)
随斎旧迹
霜がれや米くれろとて鳴雀
霜がれにとろとろセイビ参り哉
『七番日記』(文化13年12月)
イタミ
君なくて誠に多太
(田)
の木立哉
『七番日記』(文化14年2月)
文化14年(1817年)3月19日、一茶は多田薬師で月斎の追善会に出席。
[十]九 晴 於多太
(田)
社月斎追善
『七番日記』(文化14年3月)
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