このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2010年
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知立神社
〜芭蕉の句碑〜
知立市西町神田に知立神社がある。
知立神社社殿
知立神社は
延喜式内社
。
旧称池鯉鮒大明神。
三河国二の宮で、
熱田神宮
・
三島大社
と並び、東海道三大社のひとつ。
知立神社多宝塔
国指定重要文化財である。
嘉祥3年(850年)、天台宗僧
円仁
が神宮寺を創立し、多宝塔を建立した。後知立神社の別当寺となった。現存する多宝塔は、永正6年(1509年)重原城主山岡忠左衛門が再建した。
知立神社に芭蕉の句碑があった。
不断堂川池鯉鮒の宿農木綿市
出典は『
俳諧
深川集』 。
「青くても」歌仙名残の3句目である。
不断たつ池鯉鮒の宿の木綿市
蕉
ごを抱へこむ土間のへつゝゐ
(ひ)
堂
『
俳諧
深川集』
「堂」は
浜田洒堂
。
元禄5年(1692年)秋9月、江戸深川で詠まれた句である。
木綿市についての資料は乏しいが、江戸で、「池付白」と呼ばれて好評な三河木綿の集散地であった賑わいがうかがわれるようである。
池鯉鮒蕉門の俳人井村祖風が、寛政5年(1793年)この句が作られて百年目に当たったのを記念し、同好の士15名に働きかけて建立されたもので、その名は碑陰に刻まれている。
知立市教育委員会
寛政5年(1793年)は、芭蕉の百回忌である。
無量寿寺に
「祖風翁之墓」
がある。
知立の松並木
には小林一茶の句碑がある。
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