このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


人も見ぬ春や鏡のうらの梅

出典は 『己が光』 (車庸編)。

元禄4年(1691年)11月1日、芭蕉は2年振りで江戸に帰った。

元禄5年(1692年)の歳旦句。

元禄5年(1692年)、『己が光』、車庸自序。

  『蕉翁句集』 (土芳編)は「元禄六酉ノとし」とする。

  『芭蕉翁繪詞傳』 に「元禄六酉のとし、江戸におはして、隠れ家の春の心を、」とある。

   人も見ぬ春や鏡の裏の梅

鏡の裏といふ所有て、其里に年越の年旦なると説有、又大津の智月か尼に成し時の句ともいへり。何れにも元旦の句と聞え侍る。


福島県二本松市の 観音堂

千葉県館山市の 新御堂跡

神奈川県小田原市の 大経寺

愛知県名古屋市の 清浄寺

滋賀県米原市の 勝居神社 に句碑がある。

大経寺の句碑


清浄寺の句碑


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