このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


風流のはしめや奥の田うえ唄

弘前市独狐山辺の県道31号弘前鰺ケ沢線沿いに感応寺という寺がある。


七面山感応寺


日蓮宗 の寺である。

元和8年(1622年)、円長院日成開山。

 享保年間(1716〜36)、数ヵ月にわたる大旱魃があった。感応寺中興の祖円乗院日真が雨乞いをすると、忽ち雨が降ったという。

本堂の手前に芭蕉の句碑があった。


風流のはしめや奥の田うえ唄

出典は『奥の細道』。

 元禄2年(1689年)4月、須賀川の 相良等躬亭 で巻かれた歌仙の発句である。

文化4年(1807年)5月、萬艸亭文石建立。

「田うえ」は「田うゑ」でなければいけないと思う。

  『諸国翁墳記』 に「田植塚 陸奥津經獨狐村七面山感應寺境内在 文石建之 風流のはしめや奥の田うへ唄」とある。

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