このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


手を拍てはこたまに明くる夏の月

長井市九野本に観音寺という寺がある。


曹洞宗 の寺である。

九野本観音


本尊は十一面観世音菩薩。

天保9年(1838年)、火災で焼失。

嘉永7年(1854年)、再建。

置賜三十三観音霊場第5番札所である。

観音堂の手前左手に芭蕉の句碑があった。


手を拍てはこたまに明くる夏の月

上部が欠落しているようである。

出典は 『嵯峨日記』

俳諧一葉集』 には「夏の夜や谺に明くる下駄の音」とある。

元禄4年(1691年)4月23日、嵯峨の 落柿舎 で詠まれた句。

天保14年(1838年)、芭蕉一五十年忌に建立。

山形鉄道フラワー長井線時庭駅


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