このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
翁 塚
熊野神社
〜芭蕉供養碑〜
鶴岡市湯温海字湯温海の高台に熊野神社がある。
白鳳元年(1254年前)、役の小角の神告により温海嶽山頂に由豆左売神
(ゆずさひめのかみ)
を祀り熊野神社と号した。
祭神は由豆左売命、大己貴命、小彦名命。
石段を上ると、左手に「芭蕉供養碑」があった。
元禄2年(1689年)門人曽良を連れて奥の細道の旅に出た芭蕉は6月のなかば
象潟
から酒田を経て26日
温海
に1泊、翌日曽良と別れて温海を発ち、弁天島を右手に
鼠ヶ関
を通過しました。
芭蕉を偲んで建立されました。
温海町企画観光商工課
芭蕉が曽良と別れて温海を発ったとは、迂闊にも知らなかった。
○廿七日 雨止。温海立。翁ハ馬ニテ直ニ鼠ケ関被
レ
趣。予ハ湯本へ立寄、見物シテ行。半道計ノ山ノ奥也。今日も折々小雨ス。及
レ
暮、中村ニ宿ス。
『曽良随行日記』
熊野神社社殿
昭和25年(1950年)、温海温泉の大火で類焼。
昭和33年(1958年)、鉄筋コンクリート造で再建。
「芭蕉句碑」
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