このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
庭掃て出はや寺にちる柳
茨城町鳥羽田に円福寺という寺がある。
法叡山高岳院円福寺
天台宗
の寺である。
弘仁3年(812年)、建立。
阿弥陀如来像は国指定の文化財だそうだ。
本堂の左手に芭蕉の句碑があった。
庭掃て出はや寺にちる柳
出典は『奥の細道』。
元禄2年(1689年)8月6日(陽暦9月19日)、芭蕉は加賀市大聖寺の
全昌寺
に泊まっている。翌朝、若い僧達に求められて詠んだ句。
弘化4年(1847年)2月、昨日庵三世傘車建立。
『諸国翁墳記』
に「
柳 塚 常刕茨城郡鳥羽田村円福寺内
昨日菴
傘車建之
」とある。
碑陰に傘車居士の追悼句が刻まれている。
世を今にはこふ雪有ほとゝきす
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