このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


名月や池を捲て夜もす可良

大分県速見郡日出町に松尾寺がある。


松尾寺山門


曹洞宗 康徳山松尾寺は天台宗六郷満山寺院の1つとして建立された水月堂を最初とし鎌倉時代の文永年間、西明寺道宗(北條時頼)が水月堂に宿したことにより以来西明寺と稱したと伝えられる。慶長6年(1601年)日出藩主木下家の菩提寺となり康徳山松尾寺と号するに至った古刹で数多くの寺宝がある。

参道の左手に池がある。


参道右手に「名月塚」があった。


名月や池を捲て夜もす可良

出典は 『あつめ句』 (貞享4年編)。

貞亨3年(1686年)8月15日、 芭蕉庵 で月見の宴を催した折の句。

本堂の前庭には日本一の大蘇鉄(国の天然記念物)があるそうだ。

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