このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


名月や池を廻りて夜もすから

匝瑳市内山に妙広寺という寺がある。


妙広寺楼門


日蓮宗 の寺である。

妙広寺本堂


本堂の左手に芭蕉の句碑があった。


名月や池を廻りて夜もすから

出典は 『あつめ句』 (貞享4年編)。

貞亨3年(1686年)8月15日、 芭蕉庵 で月見の宴を催した折の句。

 天保15年(1844年)3月16日、芭蕉百五十一回忌に月霜庵汀砂・十雪楼西湖・日々庵新々・日下楼可門他の建立。

『諸国翁墳記』 に「□□□ 下総國香取郡内山塢本郷」とある。

弘化2年(1845年)、記念句集『月見塚集』。

 十雪楼西湖は内山村の飯田佐内。初号は潮鴻。祖父の号を継ぎ二世十雪楼西湖を名乗る。

本堂の手前右手に飯田佐内の句碑があった。


奪はれし心もどりぬ夜の花

  並木寂阿 の別号兎什を継承して西湖庵兎什と号した。のち飛鳥園七世西翁一叟。

慶応3年(1867年)、75歳で没。

芭蕉の句碑 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください