このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
牧水歌碑
水上温泉の温泉街を歩く。
利根川を渡る。
かすかに谷川岳が見える。
利根川沿いに温泉街を行くと、橋の手前に
「藤屋ホテル」
がある。
「藤屋ホテル」の前に若山牧水の歌が書いてあった。
小日向村附近に到り利根は漸く渓谷の姿をなす、対岸に湯原温泉あり、滞在三日。
大渦のうづまきあがり音もなしうねりなだれて岩を掩へども
第13歌集『黒土』
大正7年(1918年)11月13日、若山牧水は
伊香保温泉
を立ち、沼田から馬車で5時間半を費して水上にやって来た。
沼田からの6里はえらい路だつた、川がどうの山が斯うのと云つていると、頭がうつ飛んででしまひさうな馬車だつた、6里のみちに5時間半を費して夜に入つて湯原着、
「湯原」が現在の水上温泉。当時の温泉場は20〜30軒の戸数であった。藤屋に投宿。
上越線が水上まで開業したのは昭和3年(1928年)10月。清水トンネルが貫通したのは昭和6年(1931年)9月1日。
滞在3日、牧水は
湯桧曽
へ。
「藤屋ホテル」 の日帰り入浴は2時から。
「
天狗の湯
きむら苑」
へ。
平成21年(2009年)3月2日、「藤屋ホテル」は営業を停止したそうだ。
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