このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

牧水歌碑

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日和山公園

本間美術館 から日和山公園へ。


 酒田の日和山公園に 芭蕉の句碑 や牧水の歌碑を始め、数多くの句碑や歌碑がある。

若山牧水


酒田滞在2日 8日午前4時半河口を出る
渡津丸に乗つて私は酒田を立つた(中略)
日よく晴れて、海は黒いほど碧い(中略)
天の一角には丁度いま別れて来た河口の濁りの様に
円を作つてうろこ雲が白々と輝き散つてゐる

「北国紀行」より

砂山の蔭に早やなりぬ何やらむ別れの惜しき酒田の港

『さびしき樹木』

歌碑の脇に簡単な説明が書いてあった。

若山牧水

 宮崎に生まれ、生涯旅と酒を愛した歌人。大正6年(1917年)8月6日の夕刻、新庄より汽車で酒田に着く。折悪しく停電のため暗い中を遊廓にあがり、風にゆれる燭台の下で酒を酌み、女達のおばこ節を聞きながら旅情に浸った。

「北国紀行」には酒田滞在中のことは何も書いていない。

 大正6年(1917年)8月6日、若山牧水は 秋田 から東京に帰る途中、新庄から汽車で酒田に向かう。羽越本線が開通するのは大正13年(1924年)のこと。牧水は酒田に2日滞在し、8日船で新潟に向かう。

斎藤茂吉の歌碑 もあった。

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