このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
今年の旅日記
諸九尼の句碑
〜直方市中央公民館〜
直方市津田町の遠賀川沿いに直方市中央公民館がある。
中央公民館駐車場の植え込みに諸九尼の句碑があった。
世越捨亭見類分別や山さくら
(世を捨てて見る分別や山ざくら)
昭和59年(1984年)11月、直方ホトトギス会建立。
諸九尼
は、江戸時代おける第一流の閨秀俳人。筑後(田主丸)に生れ、のち直方藩士だった有井浮風と共に京に住み、夫とともに芭蕉の高弟
野坡
に師事す。
夫の没後、尼となり、夫の志をつぎ俳諧一すじに勵む。又芭蕉の文跡を慕い奥の細道を紀行するなど、清新なる佳吟を世に遺した。数々の著作の中
『秋かぜの記』
は比類ない名作と賞讃されている。
晩年は直方に帰住し、天明元年(1781年)9月10日、68才の生涯を閉じる。
歿後『諸九尼句集』 『続諸九尼句集』等の刊行がある。
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