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俳 人
有井浮風 ・ 諸九
天満参りの帰るさ半時庵を訪ひて | ||||||||||||||||||||||||
鶯と物いふ枝の雀かな | 浪女
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返し | ||||||||||||||||||||||||
鳳なれや桐も若芽の艸の宿 |
淡々
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行脚に赴とて浪花の余波に | ||
残り雪草になる迄見て立ぬ | 浮風 | |
あるし行脚の留守を守りて | ||
待日数うれしや暮て郭公 | 雎鳩 |
百ケ日にもとゝりをはらひて | |
諸九尼 | |
掃捨て見れは芥や秋の霜 | 蘇天 |
九州行脚の名残に廟参して | |
行秋のさらはも松の谺かな | ゝ |
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