このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

俳 人

鳥越等哉

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『潮のはな』

 惣次郎。大坂に出て八千房淡叟に俳諧を学び、のち 桜井梅室 に学ぶ。佳峰園。

等栽 一号□□ 東都北新川 佳峯園

 ひとつ葉のぬれぬもさひしはつ時雨 等栽


 享和3年(1803年)、河村郡坂本村(鳥取県東伯郡三朝町坂本)に生まれる。

 嘉永3年(1850年)10月、仁賀保町平沢(現にかほ市平沢)の俳人水月らが平沢海岸の金毘羅山に 芭蕉の句碑 を建立。記念集 『潮のはな』 (等栽編)。



疑ふなうしほの花もうらの春

 嘉永5年(1852年)7月6日、江戸北新川に居を構える。のち日本橋青物町に居を移す。

明治3年(1870年)5月、 「はせを」の句碑 を建立。



ほとゝきす啼や黒戸の濱ひさし

碑陰に等栽・ 幹雄 ・乙彦の名が並んでいる。

明治23年(1890年)12月6日、86歳で没。

等栽の句

うくひすに人の恋しき野名哉


黄鳥にとゝのふ睦月ごゝろかな


おもひ出す三とせもむかし花寒し


うくひすやくつとよく寝た起き起きに


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