このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
『奥の細道』
黒羽芭蕉の館
大田原市前田に「黒羽芭蕉の館」がある。
「芭蕉の館」の前に
芭蕉像
がある。
芭蕉像の奥に『奥の細道』文学碑があった。
かさねとは八重撫子の名成べし 曽良
ちいさき者ふたり、馬の跡したひてはしる。独は小姫にて、名をかさねと云。聞なれぬ名のやさしかりければ、 かさねとは八重撫子の名成べし 曽良
この句は黒羽で詠まれたものではない。
元禄2年(1689年)4月3日(新暦5月21日)、芭蕉と
曽良
は、
玉生
の宿を早朝に立ち、黒羽の
翠桃
宅に到着した。その道中で詠まれた句である。
坂道を下っていくと、落ち葉を掃いている人がいた。
広い敷地だから、掃除も大変だろう。
「
夏山に足駄を拝む首途哉
」の文学碑へ。
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