このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

『奥の細道』   〜北陸〜


本折日吉神社〜芭蕉翁留杖之地〜

多太神社 から本折日吉神社へ。


本折日吉神社


御祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)

本折日吉神社に「芭蕉翁留杖之地」の碑があった。


芭蕉翁留杖之地

昭和35年(1960年)5月、建立。

 一 廿五日 快晴。欲小枩立。所衆聞而以北枝留。 立枩寺 ヘ移ル。 多田八幡 ヘ詣テ、眞盛が甲胃・木曾願書ヲ拝。終テ山王神主藤井伊豆宅ヘ行。有會。終テ此ニ宿。申ノ刻ヨリ雨降リ、夕方止。夜中、折々降ル。

『曾良随行日記』

芭蕉留杖の地


 松尾芭蕉が奥の細道の旅の途次、元禄2年(1689年)旧暦7月24日、小松に入り近江屋という旅宿に宿った。翌25日出立せんとしたが小松の人々に引留められ、小松山王宮神主藤村伊豆守章重(俳号)鼓蟾(こせん)の館に1泊し、同夜芭蕉はじめ曾良、 北枝 、歓生、塵生ら10人が催した山王句会は有名である。曾良日記に前書と吟句が書き留められている。

しほらしき名や小松ふく萩すゝき
   芭蕉

   露を見しりて影うつす月
   鼓蟾

建聖寺 へ。

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