このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句


しほらしき名や小松吹萩すゝき

出典は『奥の細道』。

小松と云所にて」と前書きがある。

元禄2年(1689年)7月24日、芭蕉は金沢から小松に入り3泊している。

北国行脚の時、いづれの野にや侍りけん、「あつさぞまさる」とよみ侍りしなでしこの花さへ盛過行頃、萩薄に風のわたりしを力に、旅愁をなぐさめ侍りて

しほ(を)らしき名や小松吹萩薄
   ばせを


 25日、小松山王宮神主藤村伊豆守章重(俳号)鼓蟾(こせん)の館に1泊し、山王句会。

しほらしき名や小松吹萩すゝき
   はせを

露をみしりてかけ移す月
   皷蟾

踊の音淋しき秋の数ならん
    北枝

よしのあミ戸を問ぬゆふくれ
   斧卜


石川県小松市の 中央緑地建聖寺 に2基、 菟橋神社小松バイパス

岐阜県大垣市の ミニ奥の細道

三重県伊賀市の くれは水辺公園

愛媛県西条市の 一之宮神社 に句碑がある。

ミニ奥の細道の句碑


くれは水辺公園の句碑


一之宮神社の句碑


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