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私の旅日記
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2008年
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報国寺
〜芭蕉の句碑〜
常総市水海道亀岡町に
報国寺
(HP)という寺がある。
亀岡山豊田院報国寺
浄土宗
の寺である。
本堂左手に芭蕉の句碑が3つ並んでいる。
中央の芭蕉句碑
野をよ古爾う万曳む希与保とゝ幾須
元禄2年(1689年)4月16日、『奥の細道』の旅の途中、
黒羽
を立ち殺生石に向かう途中で詠まれた句。
安政5年(1858年)4月21日、曙葎の一周忌に息子の營造が建立。
曙葎は号秋来庵、通称弥三郎。
安政4年(1857年)4月21日、没。
辞世 雲はれてこゝろしづみぬけしの花
右の芭蕉句碑
は飛出与可比や可下の蟾の聲
元禄2年(1689年)5月、『奥の細道』の旅の途中、
尾花沢
で詠まれた句。
文久元年(1861年)8月、澹然舎分賞の志念を継いで門弟が建立。
澹然舎分賞は水海道の俳人。
二世芭蕉堂成田蒼キュウの門人。
※キュウは虫+おつにょう
文久元年(1861年)5月15日、68歳で没。
辞世 異なりし風のかをるや法の船
左の芭蕉句碑
枯芝やまたかけろふの一二寸
出典は
『泊船集』
。
貞亨5年(1688年)新春の句。
『笈の小文』
には「
枯芝ややゝかげろふの一二寸
」、
『
俳諧
一葉集』
には「
枯芝やまだ陽炎も一二寸
」とある。
明治15年(1882年)2月、建立。
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