このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2019年の旅2015年

早池峰神社〜彦々子英里の句碑〜
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花巻市大迫町大迫第2地割の岳川沿いに早池峰神社がある。


早池峰神社に彦々子英里の句碑があった。


月見るや初めの山にうしろ向

 英里は、本名を小田島玄秀といい、大迫の町医者の家に生まれました。医者としての業績はあきらかではありませんが、江戸時代の天明・寛政の頃に大迫俳諧の中心人物として活躍しています。英里は、江戸や京都など中央の有名な俳人・文人とも積極的に交流し、その名声は近隣にとどろきました。

 この句碑は、英里死後15年目の嘉永5年(1852年)、弟子達によって建立されました。

英里の句

寢かへりに奈良の鐘きく二月哉


ありあけし笘のとめ火よ初がすみ


彦々子英里の句碑の奥に芭蕉の句碑があった。


風流の初めや奥の田うへ唄

出典は『奥の細道』。

 元禄2年(1689年)4月、須賀川の 相良等躬亭 で巻かれた歌仙の発句である。

弘化4年(1847年)4月、建立。

早池峰神社


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