このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑

『奥の細道』


あらたふと青葉わか葉の日の光

たびたび日光に行くが、まだ東照宮の芭蕉の句碑を見ていない。

日光東照宮 は世界遺産に登録されたせいか、観光客が多い。

 日光東照宮の表参道を行き、五重塔の手前を左に曲がると、左に日光東照宮宝物館がある。


日光東照宮宝物館の前の黄葉


杉の木の幹の途中から欅の木が生えているようだ。

日光東照宮宝物館は人の姿もまばら。

日光東照宮宝物館の左に芭蕉の句碑がある。


あらたふと青葉わか葉の日の光

句碑の脇に説明が書いてあった。

松尾芭蕉句碑 二

あらたふと 青葉わか葉の 日の

光 芭蕉翁おくの細みち日光山吟

 松尾芭蕉は、江戸前期の俳人。伊賀上野の生まれ。名は、宗房。号は「はせを」と自署するほか、桃青・泊船堂・釣月庵・風羅坊など。

 元禄2年(1689年)4月、芭蕉が奥の細道行脚で、門人 曽良 を伴い、日光山に参詣したと刻まれている。

  小杉放菴 の書で、昭和31年9月日光市・東照宮・輪王寺・二荒山神社が建立。

 日光文学碑散策路 昭和61年設定 日光市

芭蕉の句碑を見る人はいない。

日光東照宮宝物館の奥に楓の黄葉。


 明治25年(1950年)11月、 正岡子規内藤鳴雪 と東照宮・大猶院に参詣している。

 つぐの日東照廟大猶廟に詣づ。輪奐の美今更言はず。

     おくつきを守り申すやむら紅葉   鳴雪

     神杉や三百年の蔦紅葉

     からかねの鑄(い)ぬきの門や薄紅葉

「日光の紅葉」

輪王寺大猶院 へ。

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