このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
秋時観音
〜山頭火の句碑〜
あさぎり町上南に秋時観音がある。
秋時観音の入口に
山頭火の句碑
があった。
けふのみちにたんぽゝさいた
昭和5年(1930年)、『層雲』に発表。
『草木塔』
(鉢の子)に収録の句。
駐車場にも山頭火の句碑があった。
お彼岸のお彼岸花をみほとけに
昭和9年(1934年)の句。
『草木塔』(山行水行)に収録。
参道の石段
石段の左に山頭火の句碑があった。
春風の扉ひらけば南無阿弥陀佛
『草木塔』(柿の葉)には「風の扉」とある。
昭和11年(1936年)3月22日、
宇治平等院
で詠まれた句。
その後ろにも山頭火の句碑があった。
落葉ふる奥ふかくみ佛をみる
昭和8年(1938年)、『層雲』に発表。
『草木塔』(其中一人)に収録。
石段を上る。
秋時観音
相良三十三観音30番札所である。
観音堂の手前に山頭火の句碑があった。
朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく
出典は『四国遍路日記』。
昭和14年(1939年)11月21日、四国霊場44番札所
大宝寺
で詠まれた句。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください