このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

虚子の句碑

風薫るあまぎいちひと集ひ来て



朝倉市菩提寺に甘木公園がある。


通称丸山公園。

 昭和30年(1955年)5月22日、 高浜虚子 は原鶴温泉に向う途中で丸山公園に立ち寄っている。

 五月二十二日。天滿宮裏の光明寺で、玉藻俳句大會。立子出席。遅れて出席、小俳話。原鶴温泉に向ふ。途中甘木市の丸山公園に立寄る。

   風薫るあまきいちびと集ひ來て   虚子

「詫びの旅」

風薫る甘木市人集ひ来て

      五月二十二日 甘木市、丸山公園。

『七百五十句』

この日は原鶴温泉 小野屋 に泊まっている。

赤い橋の右手に高浜虚子の句碑があった。


風薫るあまぎいちひと集ひ来て

 虚子の句碑の奥に高浜年尾の「甘木なる虚子にゆかりの藤咲けり」の句碑があるはずだったが、分からなかった。

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